無所属クラブ 河合市議について その3
河合市議の件に付き、市民の方々にご迷惑をお掛けしております。 仲間
だった一議員として深くお詫び致します。
さて、今でも多くの市民の方々から河合議員についての質問を受けます。
7月30日の午前9時に、河合議員の一連の不祥事に関するコメントをこのブ
ログで書かせて頂きましたが、その発表の数時間後に「当て逃げ事件」を起こ
しました。 31日の党幹事会で「除名処分」が決定され、2日の朝、私もこの
ブログで河合市議に関する「その2」を掲載させて頂きました。
その後、河合市議に関するブログ記事を何度も下書きしては削除という繰り
返しがつづきました。 その理由は、会派を離れた議員について個人的にコメ
ントすることはできないと判断したからです。 しかし、余りにも多くの市民の
方々からの党・会派に対する 批判・苦言・質問が相次ぎましたので、今回 こ
のブログで 私の個人的な説明を 私が知りうる範囲内でさせて頂きます。
☆ 会派が犯したミス?
会派として河合市議を除籍処分とした8月3日以降、多くの方々から「何故、
会派は河合市議を除名してしまったのか?」という指摘を受けました。
党の判断は、7月30日の朝に「一ヶ月間の党員資格停止」と 当て逃げ事件
の翌日31日の「党除名処分」でした。 その直後から、会派としての処分を待
ち望む声が多く寄せられ、当然の如く、3日の団総会では 全員一致で河合市
議の除籍処分が決定されました。 翌4日の朝、懇意にして頂いている自民の
長老議員の方に「鹿島さん、順序が逆だよ。 まず 会派内で議員を辞めさせる
説得を とことん行い、それでも辞めない場合に『除籍処分』、そして『議員辞職
勧告決議案』の提出だよ。」とご助言頂きました。 その理由も付け加えて下さ
いました。 私は全くその通りと納得しましたが、後の祭り でした。
次のミスは、除籍通知書の末尾に「8月6日までに辞職の意志を表さない場
合は、直ちに「議員辞職勧告決議案」を提出します」と、明言しながらも、6日
の団執行部会・団総会において、決議案の提出を見送ってしまったことです。
10日に再度、執行部会・団総会が開かれ、決議案提出の運びとなりました。
6日に決議案提出を見送ったのは、過去の全国の判例集を調べてみても、
今回の不祥事を刑事事件としてみた場合、議員辞職勧告を行うほどの刑の重
さと断定しにくという慎重論が浮上したからです。 この見送りの決断には、また
多くの方々からご意見を伺い、ご批判も頂戴しました。 「6日の10時までに 河
合市議の辞職の意志表明が無かったのだから、直ちに決議案を作成して議会
に提出しなければならないだろう。」と言う指摘でした。 会派が明文化していた
事項を実行しなかったという、大きなミスでした。 10日の会派の討議では、刑
事事件としてではなく、河合市議の「対応の拙さ」が議員としての資質を 疑わざ
るを得ないものであり、また名古屋市会の品位を著しく貶めたという理由により、
議員辞職勧告決議案提出になった訳です。
8月いっぱいと9月に入ってからも、決議案の作成・修正・検討が行われました。
そして 9月11日に議員総会が開催され、そこで辞職勧告決議案が 審議される
予定になっています。
☆ 緑区の説明会
8月19日・日曜日 夕6時から 緑区役所講堂にて、「河合市議除名処分につ
いての説明会」が開催されました。 減税日本が主催したもので、河村代表(市
長)、広沢幹事長、浅井市議団団長が前列に並び、市民にお騒がせ、ご迷惑を
お掛けしたお詫びから始まり、経緯の説明、除名に至った理由などについて話
させていただきました。 市民の方々からも党の説明に対する補足や、今後の
党運営のあり方、今回の責任についてなど、たくさんの意見が出されました。
ご参加頂いた市民の方々、貴重なご意見ありがとうございました。 頂いたご意
見・ご要望は、仲間と共に誠意・検討して、より親しまれる「減税日本」も実現を
目指したいと思っています。
河合市議に関しまして3回にわたり書かせていただきました。 この内容は、
会派の総意と一致していない面もあるかと思われます。 鹿島一議員の感想
等も織り交ぜて書かせて頂きました。 第1回に書かせて頂いた「東京で一泊
し」の内容は、後に「横浜で一泊」と分かりましたので、ここで訂正、お詫びさせ
て頂きます。 このように、細部にわたり検証されていない部分もありますが、
自分が知りうる範囲のことは書かせて頂きました。
河合市議と 浅井団長・大村副団長の3人で9月3日・月曜日に2時間にわた
り 話し合いの場が持たれました。 団長・副団長による説得と河合市議の決意
とは、常に平行線を保ちながら終わったそうです。 我々市議団として、今後、
ナゴヤ市会で出てきた結果について 河合市議に真摯に受け止めて頂き ご決
断を願うばかりです。