少し前に、日本へ帰省してきました。
今回帰省した理由は、叔父が亡くなり、遺産相続の話し合いがあったからです。
叔父には子どもがおらず、残された家は山の中にあり、一人暮らしが長かったこともあって、今ではゴミ屋敷のような状態になっていました。
実は祖母はまだ健在ですが、もう100歳近くになりまして、認知症がかなり進んでいます。
ですので実質、相続人は私を含めて4人。
実際にはその家を管理し、今後の手続きを進めてくれるいとこが手を挙げてくれていたので、私はその方にお願いするための書類に署名をするため、日本へ行ってきました。
今回の遺産は、決して大きな財産ではありません。
それでも、お金が絡むと人の心は揺れるものです。
「自分にも権利がある。」
「少しでも多く受け取れたら…。」
そんな気持ちが出てくるのは、とても自然なことだと思います。
私も今回、自分自身が相続したらどうなるのだろう、兄弟が相続したらどうなるのだろうと、算命学の命式を見ながら考えていました。
算命学は、中国で何千年も受け継がれてきた学問です。
木・火・土・金・水の五行思想と陰陽の考え方をもとにしていますが、その中でも特に大切にしているのが「流れ」です。
昔は中国も日本も、一族や家系をどう残していくか、どう発展させていくかを何より大切にしてきました。
だから算命学でも、「今、この人が得をするか」ということよりも、「この選択が未来へ良い流れをつくるのか」を重視して見ていきます。
結婚の相性を見る時もそうです。
単純に仲が良いかだけではなく、この結婚によって家系の流れが良くなるのか、子どもやその先へ良い運をつないでいけるのかを見ます。
ですので、相続も同じです。
算命学では、遺産を受け取ることで、その人の運の流れがどう変わるのかを見ることができます。
相続をきっかけに運が大きく伸びる人もいます。
一方で、事業がうまくいかなくなったり、お金の使い方を誤って借金が増えたり、家族関係や夫婦関係が崩れてしまったりと、運の流れを乱してしまう人もいます。
もちろん、それが相続と関係しているとは普通は気づきません。
でも算命学では、その原因の一つとして読み解けることがあるのです。
今回、相続人全員の命式を見てみると、とても興味深いことがありました。
実際に相続を引き受けようとしてくれていたいとこだけが、その役割を自然に受け継げる流れを持っていたのです。
それを見た時、「だからこの人が手を挙げたんだ」と、すごく納得できました。
算命学って、本当に不思議だなと改めて感じた瞬間でした。
さらに面白いのは、算命学では相続した後の人間関係まで見ることができるということです。
遺産相続をきっかけに兄弟や親戚が揉めてしまうケースは少なくありません。
だからこそ、どこまで自分が口を出した方がいいのか、それとも一歩引いて流れに任せた方がいいのか、そういった立ち振る舞いも見ることができます。
私自身も今回の出来事を通して改めて感じたのは、「もらえるならもらった方が得」という考え方だけでは、本当に大切なものを見失ってしまうことがあるということです。
目先のお金ではなく、自分や家族の未来の流れがどうなるのか。
そこまで考えて判断することが、とても大切なのだと思いました。
もし相続について算命学で見てみたいという方は、ご自身の生年月日だけでなく、財産を残された親御さんや祖父母など、関係する方の生年月日もご準備いただくと、より詳しく流れを読み解くことができます。
人生には、自分では気づかない「流れ」があります。
その流れを知ることで、後悔の少ない選択ができることも少なくありません。
算命学は、そのための大きなヒントを与えてくれる学問だと、今回の出来事を通して改めて感じました。
もし今、相続や家族のことで迷っていることがありましたら、一人で抱え込まずにご相談ください。
算命学という視点から、一緒に流れを整理しながら考えていければと思います。
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