中谷 勇  元山形大学理学部教授

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 私は、子供の時に弟の子守をさせられて、昼寝の時間が毎日規則的にズレる事を知り、人間には24時間とは違うリズムがある事に強い興味を持ちました。親達が、昼寝の時間が夕方になると夜泣きをすると話しているのも聞いていました。大学で体内時計の研究をして、弟の昼寝の時間が規則的にズレた原因を知りました。

 私が最初に公開したHPは、『夜泣き --- 原因と対策(対処法)』です。HPを公開後、夜泣き相談は公務と全く関係無いが、相談メールがくるようになりました。夜泣き相談に答えて、夜泣きの原因になる事の全てを知りました。それを根拠に執筆したのが、『赤ちゃんなぜ泣くの』(明窓出版、絶版)です。執筆に際して、夜泣きに関する主な本とアメリカで出版されている本も読みました。似た内容を記載すると知らなかったとは言え、著作権侵害になるからです。しかし、それら全ての本は、引用に値しない内容でした。夜泣きの根本原因に関しては何も記載されていませんでした。本によっては、内容の多くが他の本からの引用のものもありました。本の内容は、著者のオリジナルであるべきです。

 HPを公開する時、Yahooで「夜泣き 体内時計」のキーワードで検索したが、1件も検索されませんでした。HP公開後、またたく間に膨大な数が検索されるようになりました。私のHPと全く同じ題名のHPも検索されました。他人の書籍やHPなどのコピーペーストは違法です。体内時計を研究するには設備が必要です。私は、HPを掲載している人で夜泣きと体内時計との関係を研究している人は知りません。

 『赤ちゃんなぜ泣くの』は、出版から絶版までAmazonの売り上げランキングは第1位でした。出版社から出版すると読者の顔が見えないので、『夜泣き --- 原因と対策」(自費出版、絶版)はメールで注文を受けて、直接読者に発送しました。読者からの質問には必ず応えました。

 Kindleの電子本、『夜泣きは治せる』は、『赤ちゃんなぜ泣くの』『夜泣き --- 原因と対策』の増改訂版です。

 この電子本では、夜泣き以外に育児で大切な事も加えました。アマゾンの条件に合う方は、無料でもお読みになれます有料、無料に関わらず読者には、わからない事や本を参考にして対策したが、夜泣きが治らない場合は無料で何度でも相談に応じます。ただし、夜泣きが続いて親御さんが心身とも疲れ果てた場合は、夜泣き対策どころか育児そのものが出来なくなります。メールでは、アドバイスはできますが、具体的な対策はできません。

 

 アマゾンのページ → 夜泣きは治せる