固着していたスイングアームのピボット部

いろいろ調べてみたら初期型はベアリング式で、ある年式からコストダウンで樹脂のブッシュに変わったよう

こいつはきっとブッシュタイプ

慌ててもともと付いていた初期型のスイングアームを引っ張り出して確認

左が、もともと付いていた初期型のスイングアーム
右が移植したビッグボーイのスイングアーム

初期型のピボット部分を確認してみる

カラーはスムーズに回る

引っ張ると‥
簡単に取れた

中を確認すると‥ベアリングだ!!

捨てずに取っておいて良かった♪( ´▽`)

こいつの移植を試みます( ̄^ ̄)ゞ

ただ問題はこれを抜き取って無事移植できるか

まずは、ビッグボーイのスイングアームのカラーとブッシュが抜けなければ話になりません

特殊工具は持って無いので手持ちで使えそうなものを探します

使ったのはアクスルシャフトと古いスイングアームから抜いたカラー、あとワッシャ類とナットを駆使します

古いカラーは径がドンピシャだからうまく固着したカラーを押し出してくれるはず

こんな感じでセットして、ナットを締め込んでいき、カラーを内側に押し出します

無事抜けました

両側抜きます

サビサビ‥

次は中のオイルシールとブッシュを抜きますが、アクスルシャフトはネジ部分が短くて使い勝手が悪いので、M12の寸切ボルトとナット、ワッシャを買ってきました

こいつらを駆使して抜き出します

こんどは外に向かって押し出します

オイルシールとブッシュが抜けました

中はこんな構造
ブッシュとカラーの接触部がサビサビ
いくらコストダウンでもこれは‥
ちゃんとメンテする人はいいだろうけど、ここまでやるのはなかなか大変よ

さて、お次は古いスイングアームのベアリングを抜きます

が、ブッシュのように押し出そうとしても固くて抜けません

諦めようとも思いましたが、ダメ元でハンマーで叩き出します

固い‥

ん?

お、

おぉ、

取ったど〜‼︎

何か嬉しくて一人でニヤけてしまった

ベアリングは灯油に付けて古いグリスを除去した後パーツクリーナーできれいにします

スムーズに回って十分使えそうです

次はこいつを新しいスイングアームに手持ちの道具で圧入出来るのか

その2へ続く‥