柔と松田さんとの距離が徐々に近付いていくのがよかった。

Yawara! (1) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹

Yawara! (1) (ビッグコミックス)
Yawara! (3) (小学館文庫) Yawara! (4) (小学館文庫) Yawara! (10) (小学館文庫) Yawara! (2) (小学館文庫) Yawara! (5) (小学館文庫)
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柔ちゃんのニックネームの元にもなった柔道マンガ。
でも私の中ではラブコメマンガの位置。

◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆ あらすじ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

柔道一家の娘として生まれた猪熊柔は物心付く前から
柔道三昧の日々を送っていた、天才柔道少女。
年頃になり恋におしゃれに興味を持つものの、柔を柔道で
世界一にしようと目論む厳しい祖父の前では許されない。

柔道から離れて普通の女の子になる事を望む柔だが、
柔を柔道界のスターだ!と追い掛け回す新聞記者の松田や
柔道と恋のライバル本阿弥さやか、柔道コーチ風祭など
柔と柔道との縁は切れそうにない。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


これはアニメが大好きでハマって、
その後マンガを読んでもまたハマって、
長期にわたってすごく楽しませてくれました。

アニメのオープニング、この曲好きでした。
柔道着ばかりの柔におしゃれさせてあげてるんだって。優しいね


って"柔道の天才"というイメージが強く、
なかなかさやかのように努力する姿が描かれないのですが、
でも柔は人が努力と思うようなことを子供の頃から日課のように
やってきたわけなので、誰よりも努力した人なのかも、と思う。
柔道なんか嫌いと言う柔だけど、嫌いな事は毎日出来ないし
ジョディーみたいな強い人と戦う時は凄く柔道好きな女の子に。

柔道は好き、だけど恋もおしゃれも楽しみたいという
柔の葛藤がずっと続くような物語だったような気がしますが、
高校、短大、社会人として成長してく柔の成長物語ですね。


私が何よりも好きなのは松田さんとのやりとり。
柔のタイプはモロ風祭さんなので、松田さんなんか始めは全く
意識してないんですけど、松田さんのまっすぐで熱い気持ちが
ちょっとずつ、本当にちょっとずつ伝わるんですよね。
そのひとつひとつのエピソードが、ものすごく好き^^

松田さんに対して風祭さんがすごくダメ男なので
なぜ気づかないの柔ー!!って感じでイライラします。

柔道のこと以外考えていないおじいちゃんは別として
なぜか失踪中の父や、その父を探し回る母という
少し変わった柔の家族もミステリアスで興味をそそります。

あの手この手で柔に柔道をさせようとする回りの人間達と
翻弄されつつも自分の道を突き進む柔の姿にご注目です☆


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高校生の頃から柔のことをずっと見守ってきた松田さん。
自分の夢のために柔道を続けて欲しいんだけど、
でも最後の決断は柔のためを思って行動してくれる。
本当に器のでかい男だよなーと思う。
その行動のひとつひとつが最終回近くになってくると
すごく生きてくるんですよ!
もー、たまらんです(〃∇〃)

柔道をやめてた柔が松田さんの記事を見て歓声が聞こえた時、
柔と松田さんの夢って重なるんじゃん~って思いました。
「新聞記者止めないでください、私柔道やりますから!」
というセリフは、松田さんのこれまでが一気に報われたセリフ。
松田ファンならここで大量の涙がでるでショ。


そしてまだ大好きな人がいます。柔の親友、富士子さん。
彼女の柔を思う気持ちや努力には本当に頭が下がります。
大学の友達を集めて柔を応援したり、大学で柔道部を作ったり、
子供を産んでも柔道を始めたり、自分が頑張ればきっと想いが
通じると信じて努力をし続ける。でも決して押し付ける事はない。
富士子さんの頑張りは自然と周りに届くんです。
言葉じゃなくて行動で示すって本当に大変な事だと思う。
こんな素敵な親友を持って、柔は本当に幸せ者です。
自分もこんな親友が欲しい~。


未だに理解できないのは柔と風祭さんのキッス。
あのキスにはどんな意味があったんだろう・・・。
風祭さんはライバルのわりには扱いが軽いなと感じていたけど
あのキッスで実は重要人物?と思ったり。
でも結局最後はプロポーズの返事すらもらえないという結末。
なんともふしぎな人だったなぁ・・・。
最終的にさやかさんと結婚してたけど、さやかさんにも
ドキドキできてたわけだから、よかったよね。