気づけば、あっという間にカナダに来て最初の1か月が経ちました。

 

長男(11歳)は"Ya~y! Happy one month anniversary!!"と、陽気に返してくれて、それなりにこちらでの生活を楽しんでいる様子です。

 

去年トロントに行った際には、フリースクールのお友達を恋しがっていた次男(8歳)ですが、特に日本に帰りたいともいわず、今のところ平日のホームスクーリングや土曜日のお出かけ、日曜日の教会生活を満喫しているみたいです。

 

家庭の都合で子供たちを振り回しているのではないかと心配していたので、ホッとしている自分がいます。

 

 長男は、海外旅行に出るといつも観察されることですが、特に英語が壁にならないので、公園で出会った子供たちと一緒に遊び、スーパーやバスの中で話しかけてくるマダムに無邪気に返事をし、「ふつうに英語を使って」暮らしています。

 

帰国子女でもインター生でもないことを考えると、そのたびに、やっぱり「おうち英語」「英語育児」をやっておいて良かったなとつくづく実感します。

 

実は、お母ちゃん自身が小4の時に2週間ほどアメリカのカルフォルニアに滞在したことがあるのですが、変化に対応するので精いっぱいで、英語で友達作りなんてとても無理でした。

 

女子たちは話しかけてこないし、男子たちはチヤホヤしてくれるものの英語でなんて返したらいいかわからないし、そもそも日本の男児とあまりに違うのでどう対応していいかも分からないし、「言葉が分からなくてつまんない」と感じた記憶が強く残っています。

 

外国に着いた瞬間から、否、飛行機の中から、何の不自由もなく英語で意思疎通がとれる。

 

「おうち英語」の醍醐味ですね♪♪

 

「いつも英語を傍らにおいて子育てしてきて良かったな」と、こういう時にはしみじみ思います。そして、高校生・大学生と成長するにつれて、その英語力が子供たちを親の知らないもっともっと広い世界に連れて行ってくれるのではないかと、お母ちゃんはそんなことを願っています。

 

 次男はといえば、現地校に通っているわけでもないのに、英語力は最初の1か月でぐんぐんと伸びています。おうち英語で暮らしているのですから、元々素地はあって、でも必要がないから発話が少なかった彼なのです。現地校に通っていないとはいえ、お店や教会学校や図書館や様々な場所で英語に触れているわけですから、本人も無意識に「吸収モード」に入っているように見えます。

 

まっさらの状態からの留学や移住ではないので、言語習得のサイレント期間みたいなものはなく、割と自然に吸収し、発話につながっている感じです。

 

おそらく、大きな理由は2つ。

 

1つは、シェアハウスの同世代の男の子と一緒に日々遊びまわっていること。

 

当然、小学生男児が使うような変な言葉も覚えてきますが(というか、そういう言葉から先に)、遊ぶために生きているような次男にとって、遊ぶために必要な言語なら、何にも言わなくても勝手に使ってくれます。

 

失敗しながらも毎日ガンガン使っています。

 

子供の世界って容赦ないですよね。

 

間違ったアクセント・発音・使い方をすると忖度も遠慮もなく訂正が飛んできます(;^ω^)

 

子供同士の世界だから、「口も手も出すまい」と精いっぱい自制していますが、聞いていてハラハラします。

 

そこで凹まずに食いついてくれるタフな次男でヨカッタです。。

 

まあ、たんこぶ作ったり、青あざ作ったり、ひっかき傷作ったり、噛みあと作ったり、お互い色々ありますが(苦笑)

 

2つ目は、学校に行く代わりにホームスクーリングをしているので、一気に英語の読み書きを集中的に実践できているおかげです。

 

少々遅れ気味だった次男のホームスクーリング教材を一緒に音読したり、問題を解いたりして、英語の読み書き算数の基礎力を作っていっています。

 

きちんとした言葉の力を身に着けるには、「座学の時間」・「机に向かう時間・「教科書や本を使う時間」が絶対に必要だというお母ちゃんの研究と経験からくる確信はゆるぎません。

 

追記:

 

今日は、次男のこめかみにグランドホッケーのスティックがぶつかり大泣き。午後、徒歩30分ほどの距離にある小学校の校庭に遊びに行くことになったけれど、ひたすら上り坂。長男が腹痛におそわれ、結局野球もサッカーもできないまま校庭のベンチでお昼寝。そうこうするうちにシェアハウスの子の口に次男が投げた軟式野球ボールがぶつかり、こちらも大泣き。夕方、次男は、長男のかかと落としをくらい、おでこにたんこぶ、何が原因か分からないけど食欲がなく微熱が出てダウン。そして翌早朝には長男が大洪水のオネショ・・・・(;^ω^)

 

子連れ滞在の現実やなぁ。。。