「長男の英語の外注先探し」…それが2023年を貫く、我が家の英語育児の課題だったと思います。このブログにも何度かその思いのたけやら、現状報告やらを記録させていただきました。

 

悩みながら、情報を探し、あちこち実際に見学や体験に行ってみて、結局…

 

なんと!

 

「お母ちゃん自身が学ぶ」に着地しました。

 

自分でも全く!予想だにしていなかった展開に、まぁ未だにビックリです。

 

あちこち子供たちのためのアカデミック英語を教えてくれる場所を探し回って、ひとつ「いいな~」と思えるところがあるにはあったのですが、我が家にはその利用料を支払い続ける財力がありませんでした。これから数年、ずっと…しかも2人分ともなるとまず難しい金額でした。

 

カリキュラム内容や講師陣は満足もいき信頼も足るようなものでしたが、すべての習い事をやめて、学費を含む教育費のすべてを投入してどうにかなるか…というレベルの金額で、今すぐに申し込むには不安要素がありすぎて踏ん切りがつきませんでした。

 

長男のアカデミック英語の伸ばし方に見通しが立たず、モヤモヤが続いていたころ、とあるオンラインセミナーに出会い、ふと「アカデミック英語って、お母ちゃん自身が身につけるのが一番お得なんじゃないだろうか」という思いが浮かびあがってきました。

 

すでに自分の英語力を超えている長男(小5)に対して、「自分が教える、もしくは導く」という発想はここ1,2年なかったのですが、教えられるものならば、それが一番コスパがいいのです。だって、お母ちゃん自身も高度なアカデミック英語が身に着く上に、長男次男2人分のコストが節約できるわけですから♪

 

いつかは自分も海外の大学院に留学を…もしくは英語で仕事を…という野心(笑)がメラメラと燃え立ちました。

 

というわけで、年末からお母ちゃん自身が英語の学び直しをしています。この年になって他者からビシビシしごかれるのはなかなか心身ともに大変ですが、頭についた錆をこそぎ落しながらちょっとずつ取り組んでいます。

 

あとは、思春期に入って子供たちがお母ちゃんのホームスクーリングごっこにどこまで付き合ってくれるかですね。今のところは大丈夫ですが。

 

アカデミックライティング等々を学び始めてまだわずかですが、お母ちゃんの直感は間違っていなかったような気がしています。

 

要は、長男はお母ちゃん自身よりずっと自然に流ちょうに英語を話し聞いていますが、書いたものを見るとしょせん小学生の殴り書き日記レベルなんです。押さえるべき様式やポイントは全く分かっていません。習っていないから仕方ないですが、それで英検もライティングだけ点数が凹っと減ってみえるのです。

 

お母ちゃん自身の実体験でいうと、日本語ネイティブで割と国語は得意教科でしたが、大学受験をするにあたって高得点を取るには高校3年生の時にその科目専用の学びをする必要がありました。田舎の県立高校では、試験で点をとるための対策はほとんどなかったので、自分に必要だった小論文と現代文を参考書を買ってきて、独学で学びました。

 

結果、小論文で全国模試1位を取ったり、センター試験の国語は常に9割超えできるようになりましたが、点を取るために戦略を立ててきちんと学び直す必要がありました。その過程で、自分が評論の読み方を知らないことに気づいたり、論文の形式と日記との違いも知らなったことに気づいたりしました。あの時、頑張った17歳の自分を褒めてやりたい気分です。

 

何が言いたいかというと、英語においても同じことが言えるのではないかと、お母ちゃんの直感がビシビシ訴えてきたわけです。

 

海外の大学学部入試に対応できる英語力を身に着けるには、今みたいに大量の洋書を読んで、英語の動画を楽しんで…以上のことが必要になってくるわけです。

 

お母ちゃん自身が受験英語ではない専門のアカデミック英語を初めて学んでいるわけですが、とりあえずまだ外注せずに手持ちの教材で指導してあげられる部分が見えてきました。手持ちの教材の活かし方が見えてきたといいますか。

 

高校になったら、もしくは受験直前最後の1年くらいは塾みたいな専門の場所にお世話になる必要があるかもしれませんが、もう少し「おうち英語」の継続でいけそうです♪