この夏休みに、次男と一緒に取り組んだもの(英語関係)を記録しておきたいと思います。

 

9月にカナダ旅行に行く予定があったので、それまでに彼の英語力をもう少し底上げしておきたいという思いがありました。

 

【歌】

 

この夏に我が家の兄弟が大ハマりしたのは、ディズニーの「ミラベルと魔法だらけの家」です(おうちルールで視聴は英語に限っています)。

 

 

動画と一緒に夢中になって歌ううちに、歌詞も音楽も完全に覚えてしまい、もう鼻歌やアカペラで延々歌えるようになってしまいました。兄弟で歌っている登場人物の役割を分けて、掛け合いをしたりはもったり…。お母ちゃんも、子供時代に見ていたアニソンは「そんな風に自然に覚えてしまっていたなぁ」と若干セピア色の気持ちで振り返ってしまいます(アラフォーの今でもそんな芸当できるのかしら(;^ω^)。

 

お母ちゃんが動画を選ぶときの注意点です。

 

①・子供が強い興味を持っているかどうか

②・歌詞が読みやすいこと

③・広告に邪魔されないこと

 

 ①は、実は何よりも大事です。「英語の歌」の効果は強調してもしきれないのですが、今回、いわゆるナーサリーソング・Nursery Rhymesを使わない様にしました。というか、固執しないように気を付けました。もっというと、諦めました…。

 

長男の英語育児に絶大な役割を果たしてくれたCDやyoutubeのNursery Rhymesですが、もう7歳の次男を夢中にさせてくれるものかというとちょっと違うが見て取れていました。自分よりも2,3歳年下の子が喜びそうなものでも喜々として遊ぶ長男に対して、自分の年齢より2~3歳年上の子向けのオモチャや遊びを好む次男にはNursery Rhymesでは物足りないのが目に見えていたので、大好きなディズニーの曲を使うことにしました。

 

 ②は、玉石混交のyoutube動画の中で、歌詞が大きめの文字で表示されており、比較的読みやすいものを選ぶようにしました。もちろんお母ちゃんは虎視眈々と強かに、ここでリーディング力増強効果も狙っております♪

 

眼がチカチカして集中力が削がれるような動画は、英語学習には向いていません。

 

実は、抜粋動画などでアニメキャラクターが動き続けるのも効果が薄れると感じています。魅力的なアニメの動きにどうしても注意が向いてしまうのです。youtube上で選択肢がない場合もありますが、出来るだけ「歌詞」と「音楽」のみに近いものを選ぶようにしています。

 

 ③は、やはり子供の集中力を断ち切ってしまうので、入らない様に気を付けて手を打っています。子供に見せたくない広告が表示される場合もありますし、お母ちゃん自身も広告が苦手なので。ちなみにキッズyoutubeだと、広告表示対応はできるものの欲しい動画が表示されないことも多々あり、うまく使いこなせていません。

 

次男は、Heart Globalのサマースクールにて自己紹介がてら、この"We Don't Talk About Bruno"を熱唱。キャストが用意してくれたドルフィンの曲を断って「違う歌を歌ってもいい?」と交渉、大得意で歌っていました。

 

ちなみに長男は高学年グループで、初日にこちらの歌を披露したそうです♪

 

 

親ばか抜きに、初めて出会う人たちの前で、伴奏なしアカペラ暗譜でこの難易度の曲を歌えるって、「すごいな」というか、「相当歌いこんでいるよね」というか…半ば呆れ半ば感心しています。これ、早くて真似しようとしても、なかなか口が回らないんですよ!

 

恥ずかしがらず、大得意な気持ちで子供がこれを披露するだけの雰囲気を、HEART Globalの若者たちが作って下さっていたのでしょう。そして、それを「すごーい」と拍手できる子供達が集っていたのだと想像します。

 

 

この夏、次男が参加した有料の英語系イベントはHEART Globalのみでした。(長男はライティングの夏期集中講座も)

 

ド田舎まで来てくれるので、自分が住んでいる土地で、ポジティブな英語体験を出来たことはとても良かったのではないかと思います。ほんと、会場になったホール以外は畑と住宅しかないようなところに来てくれました。

 

我が家と同じ初参加の子も多く、小さくてかわいい低学年のグループの中で、特に緊張することなく3日間伸び伸びと過ごしていました。日本語の同時通訳もしっかりついていて、お母ちゃん個人的には思ったほどガッツリ英語!という感じでもなかったのですが、次男より英語が流暢な子や、この手のイベント慣れしている子、ステージパフォーマンスが得意な子と同じグループになって良い刺激を受けていました。負けず嫌いの次男は、何かメラメラと燃えるものがあったようです( *´艸`)

 

全く英語が出来ない子達も沢山いましたが、同時通訳もあり、キャストのサポートは親切で楽しめるように配慮されていました。そういった子達からは、「英語できるってカッコいい~」みたいなオーラが発せられていたので、目ざとい次男はそれもしっかり感じ取っていたと思います。

 

お母ちゃんは、「自分が所属するコミュニティとほどよく同質」というのは、子供にとってすごく大事だと考えています。それを裏付ける児童心理学の研究報告も結構あります。「自分だけ違う」よりは「みんなと同じ」ほうが、精神的安定をもたらすのです。それは語学も習い事も同じです。

 

「日本人だけど英語を楽しみながら暮らしている同世代がこんなにたくさんいる」という中に放り込めたことが、次男にとっては一番の収穫だったかなと。安心感と刺激の両方を体験してきてくれました。そして読書派の長男に対し、体験重視型の次男のほうがそのインパクトが大きかったように思います。

 

夏休み前半にHEART Globalに参加したことで、その後のおうちでの英語系取り組みは、比較的(苦笑)「え~、やだ~めんどくさい~」という声を聞くことなく進められました…ということにしておきましょう(;^ω^)