この夏休みを含む数か月、英語の外注先探しの一環で4つのスクールに無料体験や個別カウンセリング、サマースクール参加などをしてきました。

 

生まれてからずっとおうちでの英語育児一本で来た我が家にとっては、お金を払って習い事としてサービスを提供するスクールに行くのは初めてのことで、色んな発見がありました。

 

4つそれぞれに特色があるので、書き出したらキリがないのですが、個人的に一番驚いたことは、どのスクールの先生も受付も誰も「おうち英語」「英語育児」を知らないという現実…(;^ω^)

 

対応して下さった事務員やカウンセラーは間違いなく子供向け英語業界で働く方で、それぞれに英語も堪能、いわゆるプロの方々だと思うのですが、どなたも「いや~聞いたことないですね。」「英語育児??すみません、知りません。」とクチをそろえて言うのは予想外でした。

 

皆さん、帰国子女やインタースクール生の対応は慣れているのですが、「日本生まれ日本育ち日本語教育の学校に通っている純日本人」がなぜ上級レベルのクラスに参加希望をしているのかよく分からないご様子でした。主に、授業についていけるのかどうかを心配して下さっていました。

 

「英語育児」に関する書籍も何冊も発売されているし、「おうち英語」ブログも沢山ありますが、まだまだ一般的な認知度は低いことをしみじみ痛感したお母ちゃんでした。いや~やっぱり未だにマイナーな世界だったんですね。

 

お母ちゃんにしてみたら、おうちでの英語育児ほど確実な方法もないという実感があるのですが、業界で働く方にさえそれを短時間で伝えるのは難しかったです。実際に長男が難なくクラスに参加できているのをみて初めて、「すごいですね(そんなケースもあるんですね)」と心配がなくなった様です。

 

実際に参加した長男が一番高評価をつけたのは、3日間の「ライティング&文法」サマーコースでした。

 

「みんな同じ年(小5)で、僕とおんなじくらいのレベルの子達だったから、いっぱい話せて楽しかった。」

 

とのこと。英検1級、準1級レベルの帰国子女ばかりだったので、遠慮なく自由に英語でやり取りができて、休憩時間のオヤツタイムなどはとても楽しかったそうです。

 

「おふざけが酷い子がいて、そのたびに先生が怒るのが怖かったけれど…」

 

とは言っていましたが、それはどんな習い事でもある程度仕方ないかなと。

 

長男採点によると10点中、7か8点のスクールだったそうです。もっと近かったら、毎週通わせてもいいクオリティでしたが、いかんせん距離とお月謝が…ね。

 

 結論からいうと、4つのうちどのスクールにも(今のところ)通うことはなさそうです。通学距離、月謝、クオリティ…全部を考慮した上で「ここ!」というところは見つかりませんでした。しいて言えば、最後の2校のうちどちらかをオンラインで受講という線はアリかな…と考えているのですが、どちらも月額4万円以上なのですぐに申し込むほどではないというのが正直なところです。

 

(1冊3,000円もしない)Brain Questを1年かけてやり、動画を英語で楽しみ、市立図書館で借りてくる洋書を大喜びで読んでいる長男の英語学習には今殆どお金がかかっていません。そこから、年額50万円近い投資をするとなると、お母ちゃんの場合それなりの納得感と覚悟が必要になってきます。

 

そして、サマーコースも今回限りでいいかなと。提供されている内容には十分満足しています。ただ、田舎暮らしのお母ちゃんには泊りがけで都心に行って、一番暑い時間帯にヒートアイランド現象に耐えながら送迎をし、長男のクラス(4時間以上)が終わるまで次男を連れださなきゃいけないというのが、想像以上にキツカッタのです…( ;∀;)

 

普段、朝夕はエアコンなしで暮らせる場所にいますから、「もう夏場の東京に近づくのはやめよう…」と密かに誓ってしまいました(そんな理由でゴメンナサイ)。

 

コロナ禍中はずっと移動を伴うような活動をずっと我慢していました。何年も気になっていたサマースクールに対面参加できて満足です。やりたかったことをし終えて、満足した上で次に進めそうです♪