いつまでも、赤ちゃんだと思っていた下の子がもう5歳。

 

生活に追われて、子供たちの小さな成長に目をとめることなく過ごし、何にも記録していないと、あっという間に巣立ちの日を迎えそう。

 

先日長男の三者面談があり

 

「いや、お母さん、子育てはまだまだ続きますから~」

 

というようなお言葉を頂いたが、お母ちゃんは知っている。

 

子育て中の母親の時間感覚の中で、子供の成長は本当に早い。

 

実はお母ちゃんは、母子家庭で育ち、気づいたら(自分が幼稚園くらいかな)、弟に対して母親的ポジションでケアをしなければいけない環境にあった。今、育てている自分で産んだ子供たちは孫のように感じることもある。

 

子供は、本当に、顔を涙でいっぱいにして泣きながら後をついて回ったかと思ったら、すぐに自分一人ででかくなったような顔をして(笑)、実家と距離あることが心地よさそうに巣立っていく。

 

そんな、深刻な話ではない。

 

思春期の男子の取り扱いの難しさに悩んだ後に、また赤ちゃんを育てるところから始められるのは良かったなあと思う。今、子育てに追われながらも子供たちと一緒に過ごせること、本当に恵まれていると思う。

 

毎日、生まれてきてくれて有難うと思う。(そして"Thank you for being my son!"って言う!)

 

存在してくれているだけで幸せである。

 

 久々に育児記録をつける前置きが長くなってしまったが、次男の英語の様子。

 

 

① ・冬休みの間に英語の発話量がグンと増えた

②・少しずつ英語の読みを導入

③・一時的セミリンガル現象がみられるようになった

 

 

① ・冬休みの間に英語の発話量がグンと増えた

 

コロナの影響で、特に出かける用事もなく、家の周辺だけで過ごした冬休み。気づいたら、どんどん英語の発話が増えていました。普段、朝9~夕方4時まで1日7時間、園で日本語にどっぷりつかって過ごしている影響は大きいなと改めて実感しました。

 

彼の中で英語が育っていなかった訳じゃなく、ふだん圧倒的に日本語優位の生活をしていたので、お母ちゃんに分かる形ではあまり出てきてなかったんですね。

 

目に見える変化がないからといって、英語育児環境をやめてしまわないこと。(途中でやめてしまう方多いけど、本当~にもったいないです!)

 

家ではきちんと英語環境を徹底してあげることの大切さを再々確認しました。

 

②・少しずつ英語の読みを導入

 

本当にわずかずつですが、”Sight word readers"を使って、自力読みを促したり、滞りがちだった英語絵本の読み聞かせを復活させたりしています。

 

 

始める条件としては以下の2つを意識しました。

 

・カタカナ・ひらがなでの自力読みが十分できていること(漢字は読めても読めなくてもOK)

・言語に関係なく、絵本を読む楽しさを知っていること

 

加えて次男は「お兄ちゃんのように英語読めるようになりたい!」という下の子独特の思いが本当に強いので、本人のモチベーションも十分☆

 

まだ短文を暗記しているんだか、読めているだか怪しいところですが、頃合いをみてフォニックスを使ったリーディングもやっていきたいなと思っています。

 

「まあ、フォニックス読みできるのは、年長さんなったくらいでいいかな~」と思えるのは、2番目の余裕でしょうか。長男の時は「年中さんくらいには英語スラスラ読めるようにしてあげなきゃ!」って、正直もっと焦っていました。

 

でも、今は諦めに似ているようでちょっと違う気持ち、「その家庭、その子供にとってのタイミングがある」と考えています。生きていると、引っ越し、病気、仕事の問題、みーんな色々ありますからね。理想通りにはいきません。

 

③・一時的セミリンガル現象がみられるようになった

 

英語での発話が増えるにつれて、次男のルー大柴語状態が出てきました。

 

例えば、道路を横断するときに「Mummy, STOP, LOOK, LISTEN and THINK してね!」のような、日本語と英語の混ぜ混ぜ状態も見られるようになってきました。

 

これは、バイリンガル途上にある子供たちによく見られる現象なので、安心して見守っています。むしろ、成長の証かな。赤ちゃんの「人見知り」と一緒ですね。一見、困ったもののようでいて、発達の証です。

 

加えて、5歳になったので、以前より聞き分けが良くなり、必要な時には「待つ」「先に延ばす」「我慢する」が出来るようになりました。英語のリーディングを本格的に導入するにあたって、本人のこういった成長も大切です。

 

以前は5分やっては走り回っていたピアノも、30分のレッスンがまともに受けられるようになりました。まだまだ脱線はしまっすが、レッスン崩壊にはならなくなりました。

 

子育てしていて、おもしろいなと思うのは、4,5歳の時にしっかり座り、先生のお話を聞き、素直に指示通りのことが出来る子。うちの次男のように、片時もじっとせず、おふざけに走る子。でも、中学生や大人になった時に、ピアノや英語、数学、どちらのタイプがよく身についているかって、成長してみないと本当に分からないんですよね。

 

お母ちゃんとは、まったくタイプの違う次男が、どんな風に花開いていくか、楽しみです。

 

そして、気が付いた時には身に着いていた英語の読み書き話し聞く力(英語育児っこの特徴)を上手に使って、輝いていってほしいと思います。