☆なんちゃってホームスクーリング第三弾☆

 

今回は、ざっくりアメリカについて触れてみました。

 

なんて、偉そうな感じがしますが、要は我が家にある「アメリカの地理や歴史、人物」に触れている」絵本をかき集めて、一気読みし、足りないところは地元市立図書館の洋書コーナーから借りてきただけ・・・というのが正確なところです。何やら即席の時短レシピを紹介している気分になってきました(笑)

 

一つの分野を一気に深く!がお母ちゃんのモットーなので、ちょっと難しいかなと思う本も取り合えずかき集めてみました。

 

時期としては、コロナ休校と分散登校の最後の期間を使ってこちら取り組みました。

 

長男と一緒に読んだ書籍はこちら!(amazonで見当たらなかったものは近いものを載せています)

 

 

 

 

 

 

 

 

"What was the wild West?"

"Who was Martin Luther King.Jr"

 

 折しも米国にて「白人警官による黒人殺害事件」が起きたタイミングだったので、キング牧師の生涯について学んだ直後の長男は、米国が今でもこの問題で揺れていることを神妙な顔で受け止めていました。

 

本で学んでいることは、おとぎ話ばかりじゃない、今の自分が生きる世界にも繋がっていることだと、少しは感じてくれたのではないかと思います。

 

有名どころの"Magic tree house"シリーズで、リンカーンや独立戦争、南北戦争などについて既に浅く触れていることが、今回もとても理解を深める役に立ちました。

 

 

 

 何もかもがお母ちゃんの思い通りにばかりなった訳ではございません。

 

ちょっと背伸びして図書館から借りてみたものの、食いついてくれなかった本もいくつかありました(;^ω^)

 

難しいものを無理に読ませて、自宅学習嫌いになってもよくないので、本人が興味を示さないのを見てこちらの本を今の段階で取り入れるのはあきらめました。恐らく、政治的な話が多く、抽象的な単語も頻繁に出てくるのでイマイチ楽しくないのだと思います。

 

発明や冒険、探偵もの、料理など自分の興味ある分野なら高学年向け洋書でもがっつり食いついてくれるのですが、歴史ものでも政治的な要素が強いお話はイマイチですね。親の弱点がそのまま反映されている気が(笑)

 

ワークブックとしては同じみBrain Questを使用しました。

 

 

丁度、アメリカの記念日や偉人について触れる章が用意されていたからです。

 

いや、言い方を変えるべきですね。

 

7~8歳対象のワークブックの段階から、これだけのページ数を割いて、自国の文化や歴史について触れさせる姿勢に驚きました。お母ちゃん自身にしても長男にしても、小学校1,2年の宿題やワークブックで「東京タワー」や「皇居の歴史」に触れたり、「新渡戸稲造」や「新島襄」の伝記の簡略版を読んだりという記憶は残念ながらありません。

 

これでは、愛国心が育たないもの無理はない(;^ω^)

 

日本を大切に思う心を育てるカリキュラムが無さすぎるのではないかと感じずにはいられません。

 

【一緒に学んでみて】

 

受験で社会を勉強しなかったせいか、お母ちゃん自身アメリカという国について知らないことばかりだな・・・という印象をずっともっていました。

 

海外滞在経験はあるものの欧州ばかりで、アメリカには縁がありませんでした。ただ、欧州で出会ったアメリカ人、日本で出会ったアメリカ人、アメリカの音楽、食事、発明品などなど様々なアメリカの枝葉には沢山触れてきました。FBでつながっているアメリカ在住の友人も大勢おり、何らかの形でアメリカに関わるニュースを聞かない日はありません。

 

枝や葉っぱにばかり埋もれているうちに、一度体系的にしっかりアメリカについて学んでみたいという思いがムクムクと湧いてきました。現在コロナで揺れるアメリカ。トランプ大統領がふりまく話題に事欠かないアメリカ。白人と有色人種の割合が大きく変わることが既に見えているアメリカ。明らかに変化を迎えているこの大国の未来が、どんな歴史の線状にあるかを俯瞰するのは、枝葉として溜まっていた情報を整理するのにとても役に立ちました。

 

氷河期にアジアから北米大陸に移住した人々が、北米大陸の原住民となったという記述なども非常に興味深かったです。日本人とものすごく近いDNAが確認されているって面白いですよね。

 

そうやって見ると、元々、白人のものでも、誰のものでもなかったアメリカ大陸が今後どうなってゆくのか・・・。2~30年後にはほぼ確実に有色人種がマジョリティになると予測されています。どの人種がマジョリティになっても構わないので、自分達の利益だけじゃなくて、地球上のみんなで平和に暮らすことを第一優先に考える世界になって欲しいなと願っています。

 

日本に住むイチ主婦に過ぎないお母ちゃんも、今回のホームスクーリングを通して、アメリカの今後、世界情勢の今後についてつい思いを未来に馳せてしまっております☆