ごきげんよう、國枝志帆です。
冷めてしまっても、ちゃんとおいしい。それは、コーヒー、というものを考える上で、彼女が何より大切だと考えていることだ。
ーー『本を片手にコーヒーさんぽ』
古本屋かえりみちさんの
「本屋でコーヒーめぐり展」は
素敵なコーヒーイベントでした。
ドリップバッグでコーヒーめぐり。
brewさんもコモンさんも
最初の一口から最後の一口まで
おいしいコーヒーです。
左上のチョコレートケーキが
まためちゃくちゃおいしくて!
生チョコみたいに濃厚で、
赤ワインがふわっと香って、
コーヒーにぴったりでした。
かえりみちさん一周年記念の
ランゴ・オ・ショコラです。
かわいいメッセージカード付き。
かえりみちさんでは、
私の小説『盗作家』を手に取って
読んでいただけます。
ふたたび珈琲を手に取ったとき、珈琲は冷めきっていた。
「時間は止まっているときほど進んでいます」
雪はカップを揺らし、珈琲の黒い水面を見た。
「それがあなたの生きる時です。忘れないでください。滞っているときほど進んでいるのです」
ーー國枝志帆『盗作家』
最後まで読んでくださって感謝します。
あなたの今日が、
幸せな一日でありますように。