最近なんか仕事に追われ、憂鬱でやる気が出ないなーと感じていたので、夜勤明けの二連休で山篭りをすることにしました。篭る山を片道150km位で、標高1000メートル以上、観光地でない事として、適当な所が山梨県の甲州市辺りかなぁ~と検討をつけて行ってみました。
毎度おなじみの奥多摩湖、ドラム缶橋です。今年何回目だろうか?3回くらい?
良く見ると小魚の群れが沢山います。この群れを狙ってか、時々大きい魚影が見えました。近くでルアーフィッシングをしている方が何やら釣り上げたので、早速お話をしてみると、ハスという外来魚らしいです、琵琶湖から誰かが持ち込んだのではないかとの事、かなり詳しい様でした。それとこの方トラウト系狙いの様で、バスフィッシングはやらないのか、私は千葉の亀山でフィッシングをしていると言うと、亀山湖は知らないような感じでした。
奥多摩湖を後にして、峠を越え、林道に逸れて暫く登ったところにあるのが今回の目的地、上日川ダムです。2000年から一般公開しているらしいので、時々見物客が来るくらいで、私の他に一組人がいるだけでした。あまりメジャーなダムではないですが、日本のダムの中では3番目に高い位置にあるそうです。ちなみに標高1400m以上あります。
水の色がとても綺麗で、金属元素を多く含んでいるのではないかと思うくらいです。提体の上からは大菩薩領が見れます。
提頂部は自由に歩けます。ただロックフィル様式なので吸い込まれるような迫力はありません。
上日川ダムから更に細く荒れた林道を登っていくと広大な草原に着きました。
誰もいないので、草原のど真ん中に陣取ることにしました。
でも、ひろーい所の真ん中というのはどうも落ち着かなかったので、隅の急坂になるところに落ち着きました。天体望遠鏡のファインダーの調整や町で調達して来た物資を広げ、夜に備えます。周囲には人のいる気配は一切ありません。林道も交通は一切無く、携帯も昼頃から圏外のまま・・・・・・・下界の文明社会から一切の繋がりが絶たれた今、何が起きても助けを求める事ができない(林道を何時間か歩けばダム管理事務所と長兵衛ロッジがありますが)という、非常にわくわくする私です。だんだんと暗くなり、夜行性の生き物が活動を始め、時折、悲鳴のような泣き声が木魂したり、風の音なのか何かが近づいてきているのか近くの草むらが激しく動くとドキドキします。さらに、先日横浜で買ったLEDランタンが点かなくなっていることに気付き更にドキドキ!(予備で灯油ランタン持ってきて良かった~!)
富士山もいい感じに眺められて最高のロケーションです!!ただ一言言うならば・・・・・寒い!!一応長袖のパーカーを持ってきていたのですが、それでも寒い!!日暮れ時でこんなに寒いんじゃ、夜はどうなるんだ!って言うくらい寒いです。(GPSの情報だと標高1550mあります)
お湯を沸かして熱々のミルクティーで暖を取ろうと思ったのですが、熱すぎたのか、舌を火傷してヒーヒー言う事になり、更にわくわくしてきました。
上空は晴れてはいますが、ちょっと雲が気になります・・・・・・・・夜には快晴になっている事を祈るばかりです。
暫く敷物の上に寝転んでいるといい感じに暗くなってきたので、灯油ランプに明かりを灯し、宴の準備をします!昼間なんとなく鍋焼きうどんが食べたいな~と思い、買ってきて大正解でした!早速冷えた体を温めようと、マイクロストーブに乗せぐつぐつと煮込んでいきます!ん~ん・・・・しいたけとかつおだしの香りがたまらないです!寒かったので、ぐつぐつ煮立っているところから、直接たべてみましたが、ティーで火傷した舌が更にひーひーしてわくわくになりました。(この後、なべを火から下ろして食べました)ひーひーわくわくの宴でした。
鍋焼きうどんを完食する頃にはすっかり日も暮れて、辺りは漆黒の闇に包まれていました。光を発するものは灯油ランタンのみで、周囲の草原に柔らかな炎の光をゆらゆらと投げかけていました。そして空を見上げると・・・・・・・そこには満天の星空!!感動です!!雲もすっかり晴れて、富士山の頂上辺りから天の川が立ち上り夜空を横切っています。写真には写っていませんが天体望遠鏡の上には天の川が見えています。(長時間露光撮影できるのが欲しい!)ひときわ明るい星が出ていたので、おそらく太陽系の惑星だろうと思い、ファインダーで捕らえて、望遠鏡で見てみると・・・・・・・縞模様が見えました!木星のようです。他に夏の大三角を形成する、デネブの近くにあるカルフォルニア星雲なども見ようとしましたが、こんな場所でも、光害があるのか見ませんでした。そんなこんなで数時間、望遠鏡を覗いたり、寝転んで双眼鏡観察したり、肉眼で天の川をただ眺めたりと、素晴らしい時間を過ごしました。
こんな時間を過ごしていると、日常なんて忘れてしまいます。
後編へ続く・・・・・・・。
