「ビタミンE」生姜ご飯 | 千磨子先生 AmanaVeda 【子宮を知る手段 根源のまなび】

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今回は「ビタミンE」についてお話します。

■ビタミンEとは

ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、高い抗酸化作用で活性酸素の除去や老化防止、動脈硬化予防などの効果があるため、アンチエイジングが期待できるビタミンです。
脂溶性ビタミンの1つで、別名はトコフェロールといいます。


■ビタミンEの働き

(1)酸化を防ぐ(抗酸化)
ビタミンEは脂溶性のため、細胞膜や血中脂質、皮脂が活性酸素により酸化されるのを防ぐ(無害化する)働きがあります。

(2)血液をサラサラにする
血液の流れを良くして、血管の中で血液が固まるのを防いでくれます。
血行促進作用により、冷え性や肩こりなどにも効果的です。

(3)美肌効果
毛細血管を拡張することにより、肌の隅々まで血液が循環することで新陳代謝が活発になり、肌荒れを予防・改善してくれます。
また、紫外線により害から肌を守る働きがあり、シミやそばかすにも効果的です。

(4)コレステロールの低下
LDL(悪玉)コレステロール値を下げ、HDL(善玉)コレステロール値を上げる効果があります。

(5)生殖機能を維持する
ビタミンEの別名トコフェロールは「子どもを生ませる」という意味で、女性ホルモンや男性ホルモンなどの代謝に関わっています。


■ビタミンEはこんな方におすすめ

・老化を防ぎたい方
・いつまでも若々しくいたい方
・生活習慣病を予防したい方
・血流を改善したい方
・美肌を目指したい方


■ビタミンEの多い食材

ビタミンEは種実類や植物性油(ごま、アーモンド、玄米、米ぬか油、大豆、大豆加工品など)に多く含まれています。
その他には緑黄色野菜、イワシ、うなぎなどにも含まれています。

脂溶性ビタミンのため、油と一緒に調理をすることでより吸収率が高まります。
ただし加熱や劣化でビタミンEが減少するため、古い油よりも新しい油を使うことが大切です。


■ビタミンEの上手な取り方

ビタミンEは、ビタミンCと一緒に取るのがおすすめです。

活性酸素を無害化したあとのビタミンEは、活性酸素を消す力がなくなってしまうのですが、ビタミンCは、このビタミンEを元に戻す働きがあります。
ビタミンCによって復活したビタミンEは、また新たな活性酸素を無害化できるようになります。
そのため、ビタミンE単体よりもビタミンCが同時に存在していた方がより効果的に働けるようになります。

またビタミンEは、ビタミンAやカロテンの酸化を防いでくれるので、ビタミンAと一緒に取るのもおすすめです。

これらは一緒に取ることで相互に作用を高め合う抗酸化ビタミンとして「ビタミンACE(エース)」とも呼ばれ、老化の原因である活性酸素を消す力があります。
ビタミンACE(エース)を上手に取り入れて、若さを保ちましょう。


それでは、ビタミンEたっぷりのレシピをご紹介します。

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■生姜ご飯

(1人分)エネルギー245kcal、たんぱく質9.4g、塩分0.3g、食物繊維2.4g

-材料(4人分)-

・玄米-240g
・干し椎茸-2枚
・椎茸を戻した汁と水を合わせて-350ml
・生姜-10g
・白いりごま-5g
・ちりめんじゃこ-30g



-作り方-

1.干し椎茸を水で戻してみじん切りにする(戻し汁は米の水分に加える)。

2.洗った玄米に1と350mlの水分を入れ、圧力鍋で炊き上げる。

3.炊き上がった2に千切りにした生姜と白いりごま、ちりめんじゃこを混ぜる。


-ポイント-
ごま、玄米にはビタミンEが豊富に含まれています。
副菜などでビタミンAやビタミンCを補えば、抗酸化パワーが更にアップ!
また干し椎茸に含まれるビタミンDが、ちりめんじゃこに含まれる

カルシウムの吸収をよくしてくれます。
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ビタミンEでいつまでも若々しく、健康を保ちましょう。