今までの経験から、妊活には必須の漢方薬をご紹介します。

 

不妊の原因は、子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群などの子宮疾患、生理周期が不定期、

高プロラクチン血漿、ストレス、橋本病、冷え性、などなど人それぞれです。

 

 

今回は細かい個人の症状とは別として、私が必ず処方する妊活漢方薬をご紹介します。

 

妊娠で大切なことは、

 

1.「卵胞期、排卵、黄体期」があり28日前後で生理が来ること

2.十分な生理出血がある事

 

たったこの2点です。

 

ではどのように中医学で治療をするのかお話をします。

 

 

1.「卵胞期、排卵、黄体期」があり28日前後で生理が来ること

これらを改善するのは「腎の気」です。

腎は、内分泌(ホルモン)、老化(卵子の質)に関係しています。

六味丸、八味地黄丸、知柏地黄丸、二仙湯、プラセンタ

 

 

 

2.十分な生理出血がある事

これらを改善するのは「血」です。

子宮内膜がフカフカで厚くないと着床しません。

なので補血剤が必要です。

人参養栄湯、帰脾湯、八珍湯、四物湯、

 

 

結論

必ず1と2の漢方薬の組み合わせを処方します。

必ずです!!

 

その他に、症状によって必要な漢方薬を処方します。

 

きちんと、生薬の性質を分かって処方をしていますし、

日本の漢方より生薬の量が3−10倍と効きが良いです。

速い人で2週間、遅くても3ヶ月で何らかの効果がでます。

 

ヨーロッパ在住の皆様、是非お気軽にご相談ください。