ずっと気になってた
おかざき真里先生の連載『胚培養士ミズイロ』
日頃から使ってたアプリ、
マンガワンでも配信が始まっていたので一気に読んでます!!
タイトル通り、胚培養士を主人公として不妊治療の実情を描く物語。
これもう、不妊治療当事者としては涙なくしては読めない内容でした。
連載は続いていてコミックス既刊もまだ2巻なので、まだまだこれから続いていきそう。
あまり内容に突っ込んで書くとネタバレになってしまうので難しいけど、
採卵した卵を受精させてくれる作業の過程、裏側も知ることが出来て
私にとってはとてもタイムリーでした。
男性不妊だったり、
若くして病気になって早期の卵子凍結する女の子の話だったり、
患者側にも様々なケースが登場します。
なかでも私が一番心を打たれたのは、やはり高齢妊活のお話。
思いっきり当事者だからね![]()
患者として高齢妊活に挑む女優さんが登場するのですが、
この女性の生き様が大変美しく、心意気が素晴らしくて泣けてしまいました。
仕事とのスケジュール調整をしながらCLに通い、それでも何度も結果が出ず、
治療の都合で参加できなくなったオーディションには
別の女優がキャスティングされるのですが。
この別の女優さんというのが若いころ凍結した卵子を使用して
スムーズに高齢出産できた方(仕事も順調なうえ、何もかも持っている)という……![]()
どのような結末になるかは是非、自分の目で見届けていただきたい。
(回し者じゃないよ)
主人公の水沢さんも色々抱えていそうなんだけど
まだ開示されていない伏線が散りばめられていて続きが気になります。
胚培養士さんがいかに繊細で尊い仕事をされているかも伝わってきました。
この漫画を読んで胚培養士になりたいって若い人も出てくるんじゃないかな。
不妊治療については体験談をウェブコミックにしてくれる方がいらっしゃったり、
情報もオープンになってきて一昔前よりは確実に世間に理解されやすくなってきたと思うけど、
まだまだ一部の興味ある人間しか実情を知らないですよね〜。
これを青年誌で連載してくれるってことがまず、とても意味があることだと思う。
オススメです!
そんなこんなで
受精結果まであと3日!
これまでの記録
2019.4(33-34歳)自然妊娠からの8w稽留流産
2020.12(34-35歳)流産から自己タイミング約10周期目で自然妊娠⇒緊急帝王切開で第一子出産
2022.8~(37歳)排卵検査薬を使って再び自己タイミング開始するも8周期成果ナシ
2023.4~6(37-38歳)
近所の婦人科でタイミング法(+投薬)3周期成果ナシ
2023.7~(38歳)
不妊専門CLへ転院、人工授精はスキップして体外受精予定←今ココ
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