ドーモ、ミナ=サン。餅です!

というわけで今回も今回とてブルアカシナリオの感想+考察やっていきたいと思います!今回はタイトルの通りVol2・2章前半!!!

 考察についてはアリスの正体、不可解な軍隊の正体など軸に、Vol2のオチとかを考えていきます!

ちなみに2章後半の公開が明後日なので時間がありません!!なんで前半公開から後半公開まで幾ばくも無いんですかね!!と思って改めて調べたら1か月前後ありました。私がサボっただけでした。クソが!!

あ、あとこの記事では生徒達のことを「人間」と呼称します。注釈なくても通じるとは思いますが、現状私達の世界の"人間"は銃弾数発が致命傷になりますしヘイローもないですから、生徒達非人間説を私は掲げているので、まぁそういうことなのでよろしくお願いします。

それでは行ってみよう!!

 

↓は記事タイトルのための画像です。サムネ設定は忘れそうだから冒頭に貼る。私は賢いので。

 

~久々の目次~

 

1、シナリオ感想

2、AL-1Sの話

3、千年王国の話+シナリオ予想

 

 

 

 

 

1、シナリオ感想

 

 いやぁ・・・・まぁVol2/1章確かに平和過ぎましたし、何かあるとは思ってましたがね・・・・思ってましたがね!!!

 1章から燻っていた、「アリスは結局何者なのか?」「G-bibleは結局なんだったのか?」という2大炸薬のうち1つが派手に炸裂した形になりました。G-bibleに関してはまだ燻っているので引き続き警戒が必要です。天気予報感凄いな

 アリスに関する見解の差から、トキに襲われたヒマリの安否も気になるところです。リオはヘイローの破壊手段こそ持っているようですが、実際に使う気はないようにも見えます。行動自体はミレニアムを守ることを目的としていますしね。まぁその分現状原因とされているアリスには何でも使いかねないですが。勘弁してくれませんかねほんとに。万魔殿1日好きにしていいチケットとかあげるから。

 

 考察に関連する感想も少々。

 まず、あの丸っこいロボット含む「不可解な軍隊」や「名もなき神」の存在です。

 名もなき神が何を指す単語なのかわかりませんが、Vol3で名前のみ登場した"色彩"などに関連する場合、キヴォトス全体を覆う暗雲に直接つながってる来る可能性が大いにあり、その場合解決は全シナリオ終了後となります。何年後だよ。

 あと、リオの不可解な軍隊に対する解釈に関して、「古の民が残した遺産」というワードがありました。古の民が、”単に大昔の人”を指す単語なのか、”既に滅んだ旧文明の民”を指す単語なのか分かりませんが、キヴォトスには既に滅んだ文明が存在している可能性が示唆されました。プロローグで登場した連邦生徒会長の、一度キヴォトスが滅んだと取れる様な台詞と関連性があるかもしれません。ないかもしれません()

 あと、他にも気になる単語が少々出てきたので、その辺は次の項目で話そうと思います。

感想はこの辺にしときましょうか。

 

 

2、AL-1Sの話

 

 「AL-1S」、私達が"アリス"と呼称していた個体。その正体はDivi:Sion Systemの指揮官であり、「名もなき神」を信仰していたという無名の司祭に崇拝されていたオーパーツでした。

 しかしまぁ当然っちゃぁ当然ですが、先生の皆様方は納得はいかねぇし私も納得いかねぇわけでございます。少なくともこのままアリスが破棄される展開は避けたい。まぁ実装されてるので死ぬこたないですが、そうなると逆にリオの生死が不安になってきたりもしますが、まぁそんなことはさておき。

 2章では、あの丸いロボットに接触した際にアリスの自我が消失し、親しくしていたゲーム部員含むその場にいる全員を攻撃しました。変化後の人格を便宜上「AL-1S」と呼称しましょう。

 また、前提として「不可解な軍隊」は人間の殲滅、あるいは人間の生存領域の強奪を目的としているものとします。

 根拠として、アリスがAL-1Sになった直後のこのシーン↓

正確にはこの後に続くシーン全体ですが、このシーンで代表するものとします。

この後戦闘が始まり、ロボット達はアリスを守りつつ、あくまで攻める様な動きをし、またアリスも”光の剣”を用いて攻撃してきます

 これだけでは説得力に欠くので、ちょっと考察っぽいことをしましょう。

上記の画像に登場する「プロトコルATRAHASIS」というワード。

この「ATRAHASIS」というワードに着目しましょう。

「ATRAHASIS」 

和訳すると「アトラ・ハーシス」あるいは単に「アトラハシス

紀元前18世紀に粘土板に記された叙事詩に登場する主人公です。

分かりやすく言うと、「ノアの箱舟」における主人公「ノア」にあたる人物

 この石板の内容の詳細は長くなるので各位検索していただくとして、概要を説明すると

「体のいい労働力として人間生み出したはいいけど人口過剰とか食糧危機とかヤバいから減らすか・・・」

っていう感じです。

登場する神様3人のうち1人が人類を滅ぼすための大洪水を計画し、もう1人が流石にやべぇってんでいい感じの人間、アトラ・ハーシスさんに計画を告げ口、家を壊し舟を作ることを提案し、その手段を教えます。

 その後は皆知っている通り、7日間の大洪水が起こります。ノアことアトラ・ハーシスさんはそれを助言通り舟で難を逃れます。

 その後告げ口した神様計画を企てた神様に咎められますが、結局和解しておしまい、というなんだかよくわからないオチでこのお話は終わるわけですが、まぁそれはいいとして。

 ギリギリ推測の域を出ませんが、プロトコル名としてアトラハシスを採用した点からして、ほぼ間違いなくノアの箱舟における「大洪水」の部分をイメージしていると思われます。

 あの場にいる人間が少ししかいなかったこともあり、大洪水伝説とはかけ離れた感じになりましたが、もし大人数いる場でこのプロトコルを実行した場合でも、殲滅を目的として動くプロトコルであろうと考えられ、そんな殺意の高いプロトコルを躊躇なく実行した時点で人間を滅ぼすこと、あるいはそれに付随して付いてくる結果を目的にしていると考えられます。

 前提の証明が長くなってしまったので、そろそろ先に進みます。

 

 まず、あの人格について考えてみましょう。

あの人格の出所は、アリスの記憶領域の中に残っていた不可解な軍隊の指揮官としての人格であると推測することができます。根拠としては下記のシーン

※このシーンは「2章にあった1章のシーンの回想」という結局どのシーンだよなシーンです

 恐らくは先生がキーとなり、アリスのスリープモードが解除され再起動したわけですが、再起動時に何故AL-1Sとしての人格が表層化しなかったのでしょうか?

 ここも推測に過ぎませんが、それに関してはそのシーン↓

このシーン、というかまぁこの情報。

このゲーム機はG-Bibleが入っているデバイスで、つまりAL-1Sの表層化に関してG-Bibleが確実に1枚噛んでいると言えます。

 そうなってくると思い出されるのは、ヒマリの"鏡"と呼ばれるプログラム。

 アレは暗号化されたファイルを丸ごとコピーして解析、内容を読み解くといった理にかなっているようなそうじゃないようなそういうヒマリ特有の超理論アイテムとなっています。その”鏡”を使ってなお解析ができなかったファイル「key」

 名前的にも、これがAL-1S表層化の鍵の1つになっていそうです。

 しかし、それならばアリス再起動後G-Bibleをゲーム機にDLした直後にAL-1Sが表層化し即ゲームオーバー南無三というクソ展開になっているはずなので、少なくとも条件はこれだけではなさそうです。

 そこで出てくるのがあのロボットの存在。

 AL-1Sの"指揮官"という役職からして、単騎での戦闘はそもそも不向きであろうと考えられます。つまり、単独でいる時にAL-1Sが表層化してもほぼ意味がない、と考えることができます。(今回の場合は”光の剣”を持っていたため戦闘が可能でしたが、あれは後付けデバイスなので考えないものとします)

 つまり、"配下のロボット""G-Bibleの「key」ファイル"が揃うことでAL-1Sが表層化すると仮定できます。

 しかし、この仕組みをわざわざ用いる意味がぱっと見よく分かりません。

 この仕組みの運用法を考えるならば、「人間に警戒されることなく人間の領域に侵入し、内側から攻め滅ぼす」といった感じ。アリスは警戒されないためのサブ人格であると推測できます。

 しかし、それではおかしいのです。

 現在キヴォトスで最高峰の技術力を持つと思われるミレニアムですら"正体不明"と言わしめたロボットを大量生産し、アリスのような、ヘイローを含め、ほぼ完全に人間を模倣した存在を作り出すような技術力を持っているのならば、その技術力に物を言わせて正面から攻め込んできてもよさそうなもので、もしそうするのならば人間の領域に潜り込んだりする必要はなさそうであると考えられるわけです。

 それに、"古の民"がいた頃の時代に限られますが、人間側にも不可解な軍隊に協力している人間がいたようです。そうであれば、なおのことわざわざ指揮官クラスの重要人物(人物?)を斥候として用いる意味が分かりません。確かに戦闘ができない指揮官が事前に現場に行き、地形などの戦闘に必要な情報を把握していれば戦う上で有利でしょうが、それならロボットを斥候として用い、それらが得た情報を同期させるという手段も取れそうなものです。ロボットだしできるでしょそれくらい

 で、その理由に関してなのですが・・・すいませんよくわかりません・・・(Siri並感)

 関連情報が少なすぎるんですよねそもそも。でも諦めずに推測してみましょう。

 あのロボットの装甲属性、覚えてますか?覚えてないならないで別にいいのですが、奴らの装甲属性は「通常装甲亅。すべての攻撃属性に対し等倍の被ダメージになる装甲です。

 そしてこの属性、読み込み中のtipsなどで名前自体は登場していたものの、実は実際に戦闘で登場したのはここがお初なのです。

 装甲属性がその装甲に用いられた素材に由来して決定されると仮定した場合、あのロボット群の材料となった素材は過去出現したキャラクターの装甲に使われたどの素材とも合致しないことになります。

 

 ここで1回、今まで登場した敵を大別して振り返ってみましょう。

 

 まず、生徒達。スケバンも一応どこかの学校の生徒のはずなので、生徒に含みます。基本軽装甲、盾を持っている生徒が重装甲だったり特殊装甲だったりします。

 

 次に、ロボット。基本重装甲、一部特殊装甲といった感じです。軽装甲のロボットがいないのを見るに、人間の表皮(皮膚?生徒は頑丈過ぎるため皮膚だけじゃない可能性もある)に近い装甲が使われているロボットはいないと推察され、やはりアリスのようなロボットはレアケース、場合によっては唯一無二であると考えられます。

 

 最後に、ユスティナ聖徒会+α。ほぼ特殊装甲です。特殊な枠なので"その他"としても良かったのですが、ユスティナ聖徒会の比率が大きいので、そこで括っています。ユスティナ聖徒会が恐らくゲマトリアに由来する存在であることを加味すると、ゲマトリア陣営と括っても良かったかもしれません。(その場合特殊装甲ロボットや特殊装甲の生徒の立ち位置がよくわからないことになってしまうので、少し括りが大雑把過ぎると思いますが)

 

 今までこれだけ幅広い敵と戦って来て、それでもなお通常装甲とは出会っていません。"通常"という名を恥じてほしいレベル。

 これらの情報を基に搦め手を使ってくる理由を推測してみます。

 例外的な装甲をまとめて括ったような特殊装甲にすら当てはまらない点も考えて、これらの素材は「現在のキヴォトスにそもそも存在しない」あるいは「現状の採掘・精錬技術では利用できない」と考えられます。

 そこから、あれらのロボットは「極めて古い時代に作成され、今までアリスのいたような遺跡に放置(あるいは保管)されていた可能性」「キヴォトス外部で作成され、キヴォトスに送り込まれている可能性」の2つの可能性が考えられます。各々検討してみると

 

前者→使っている兵器の大部分を通常装甲と同じ素材で作っていたために兵器を追加製造できず、慎重に攻めざるを得ない。

 

後者→キヴォトス内の何かを危険視して、キヴォトス内部と外部の接触を断ったため兵力を追加できなくなり、強く出られない。

 

とか考えられます。

・・・なんか弱いです。いずれかの理由が関わっている可能性はありますが、メインの理由じゃない気がします。

なので根本から考え直してみます。

 

もし、これだけの技術力・武力があってなおキヴォトスを攻め切れないと判断していたら。どうでしょうか?

 

 そのためのサブ人格「アリス」。そのための「keyファイル」。非活性の状態でロボット達が発見されたのも、戦闘員を人間の拠点内部に持ち込ませるためだったのかもしれません。

 ロボットがアリスと接触したのが偶然にせよなんにせよ、もし先生がその場にいなかったらその場で鎮圧はできなかったかもしれませんし、先の運動会イベで明言されていたようにインドア派が多いミレニアムでは、学校全体で厳戒態勢を敷いても他の学校と比べれば鎮圧に時間はかかるでしょう。

 その混乱に乗じて別動隊がバラバラの場所を一斉に攻撃し出したら。敵勢力の全貌が見えない現状では断言はできませんが、痛手を負わされていた可能性は大いにあると考えられます。つまり、今回の事案が偶然起こったランダムエンカウントバトルではなく、不可解な軍隊によって仕組まれたイベントバトルだった可能性が浮かび上がります。

 学校全体の合計戦闘力は平均かそれ以上保有していると考えられますが、いかんせん少人数にその戦闘力が集約され過ぎているために複数地点の鎮圧には時間がかかると思われます。ドローンやロボットでは勝てるのかどうか正直分からないところです。勝てるなら割かしどうとでもなりそう。

 むしろ、アリスがその場にいたおかげで攻め込む準備が整う前に戦闘員であるロボットが起動、AL-1Sを守るような行動ルーチンを起こしたため、向こうの計画を阻止できたと考えることもできますが、流石に楽観的過ぎます。

 何はともあれ、不可解な軍隊は突然、今になって本格的な侵攻行動を始めたことになります。なぜでしょうか?

 考えられるのは"アリスの起動"。アリスがスリープになっていた理由は明言されていませんが、危険な勢力の中核を担う存在で、なおかつあの領域を連邦生徒会が封鎖していた(Vol2/1章より(記憶通りなら))ことから、連邦生徒会がAL-1Sの存在を把握しており、AL-1Sを何らかの手段でスリープにさせた上で誰も接触できないように封鎖した可能性が考えられます。

 先生が近づいたときスリープが解除されたのもそれであれば納得できます(先生というかシッデムの箱に反応した可能性の方が高いと思われますが)

 そもそも、アリスをスリープさせておくメリットは不可解な軍隊にはないはずで、アリスの人格で人間社会に溶け込み、秘密裏にロボットを配置、AL-1Sを表層化させ一気に攻め落とす、というのが不可解な軍隊の侵攻計画であるとすれば、アリスはさっさと街に出ていくべきで、あんなところで寝ている場合ではないはずです。

 一応、一部該当者(今回の場合は先生)が計画に必須で、その存在が現れるまで計画を開始しないための条件付けだった可能性もありますが、今回は連邦生徒会による封じ込め説で行きます。その方が面白そうだからです連邦生徒会が封じ込めていたという事実との整合性が取りやすいからです。

 ちなみに、不可解な軍隊が「攻め切れない」と判断した理由からアプローチしてみる場合、「連邦生徒会長がいなくなったため」と考えることもできます。

 大前提過ぎて平時意識していないと忘れそうになりますが、シャーレは先生が来るまで存在しなかった組織です。

 そして、先生が来た時点で起こっていた様々なトラブルは、タイミングから察するに、連邦生徒会長の失踪が直接的な、あるいは間接的なトリガーとなったと考えられます。

 つまり、こう言ってはなんですが、今現在連邦生徒会は抑止力として機能していないのです

 ここで言う"抑止力"とは「存在するだけで陰謀の実行にブレーキがかかる存在」を指します。

 つまり、ここから考えるに、連邦生徒会長はかなりの切れ者であったと思われます。

 当たり前だろうと思う方も多いかと思いますが、ただちょっと賢いとかそういうレベルではないのです。

 ここでシャーレの話に戻ってくるのですが、今現在シャーレが負担しているトラブル解決やその他業務をそれまでは連邦生徒会長が行っていたと考えるのが妥当です。

 先生はモモトークでこそ時々変質者みたいなバカっぽい言動が見られますが、非常に有能な人物であることはメインストーリーからわかる通りです。

 つまりそれと同等、ゲマトリアの来訪すら連邦生徒会長の失踪に関連しているとすれば先生以上の能力を持っていたと推測できます。

 そんな、侵略する側からしたら厄介極まりない存在が消えたため侵攻を開始した...あり得る話です。

 しかしこの説の致命的な欠点は「じゃあなんで連邦生徒会長いなくなったのに同じ戦術で攻めてきてるんだよ」というところ。

 理由をつけようと思えば「先生の存在を警戒している」とか言えますが、それならそもそもの話このタイミングで侵攻を開始する決定的な理由にはなりません。そのため、この案は「否定する程じゃないがクリティカルではない」ということになります。

 じゃあなんでここに書いたんだよというお話なのですが、連邦生徒会長有能説と連邦生徒会無能説(語弊のある表現)を1回しっかり話しておきたかったからです。でも連邦生徒会長絡みの情報が全然出ないため、こういう形で差込ませて頂きました。

 

 ・・・とここまで一気に書いてしまいましたが、この説がもし全て正しかった場合G-Bible入ったゲーム機ぶっ壊してグッドエンドみたいななんだこのクソシナリオ二度とやらねぇみたいな感じになりかねないので(一度AL-1Sが表層化して以降は条件が変化しているかもしれませんが)どこか間違っている、あるいは何か重要な部分が抜けていると思われます。

 アリス周りは前々から謎が多く、例えば特殊作戦デカグラマトンの最終ミッションにて、ヒマリがアリスがデカグラマトンと関係している可能性を考えていたことが明らかになります。

 言われてみれば確かにその通りで、デカグラマトンは機械に搭載されたAIに干渉して使徒を増やしているため、アリスがそこに関係していることを疑うのは至極真っ当な話です。どういう経緯かは分かりませんが、ヒマリが違うと断言していたので違うのでしょうが、確かに微妙なラインでした。

 

 ちなみにヒマリの情報に全幅の信頼を置いているのは、私が「ミレニアムの識者」であると判断しているためです。

 "識者"というのは私が勝手に言ってるだけですが、まぁ文字通り「識る者」というニュアンスです。

 各学校に(現状は)1人ずつ存在する「過去の隠蔽されたはずの出来事やキヴォトスの外側など、一般的に知り得ない情報を持つ存在」でかつ「キヴォトスの存続及び犠牲の最小化に動的に肯定的な存在」を私は"識者"と定義しています。要は正義の味方の強キャラを指します。

 私が勝手に言っているというだけでなく、各学校に1人ずついるという辺り、ある程度運営の想定の内だと考えています。

 識者は前述の通り各学校におよそ1人ずつ存在しており、トリニティのセイアが分かりやすい例だと思います。アビドスはホシノあるいはユメ先輩、ゲヘナはヒナ(マコトがバカのフリをしているのであればマコトの可能性もあるがまぁないと思う())、アリウスはアツコ(トリニティの一部と考えるなら無し)、百鬼夜行はニヤあるいはチセ(最終章情報でクズノハかアヤメと思われる)、といった感じであると考えていますが、現状まだ登場していないキャラクターも存在しますし、確定ではありません。今回あげなかった学校はそれらしいキャラがまだ登場していないことが理由だったりします。ですが、1人程度ずつ異常なほど情報に通じている存在がいることは、メタ的な視点(シナリオ進行的にかしこ枠がいた方が良いなど)を加味しても、意図的なものを感じます。・・・少なくとも私は何かあると感じたのですが、皆さんはどうでしょうか?かなり解釈が割れる部分だと思いますが、私はこれを意図的なモノと見なして考察をさせていただきますので、ご了承をば。

 識者はなんらかの特殊な能力や経験を持っており、提供される情報はソースこそ不明なものの、何等かの事実に裏打ちされたものであると考えています。

 ヒマリの情報を信頼した根拠を挙げるだけで尺を食ってしまいましたが、要は「強キャラは信頼できる」というだけの話です。メタ的な話をすれば「既に実装されているため敵ではなかろう」というのも根拠の1つになっています。

 

 整理とかしなかったので取り留めもなく話してしまいましたが、Vol2考察の軸になってくるであろうアリス、及び不可解な軍隊に関する推察は現状そのくらいにしておきましょう。

 情報不足もそうですが、このまま話しても体系立たない憶測の塊になってしまいかえって混乱させてしまいそうなので・・・。またなにか思いついたら今度は時間をかけてちゃんと整理して記事にしようと思います。

 

 

3、千年王国の話+シナリオ予想

 

 こっちはオマケ程度なもんなので短めに。

「千年王国」、皆さまご存じでしょうか?

名前くらいは聞いた事ある方もいるかと思われます。

千年王国という名がついていますが、特定の国や領域を指すわけではなく、ある種の思想を指す単語です。

その思想というのが、色んな解釈があったりして色々とごちゃついているのですがおおよそ「終末の日が近づいており、イエスが地上を直接支配する日が近い」的な思想で、その「イエスが直接支配する国」を千年王国と呼ぶようです。

 千年王国に入るための条件に"悔い改め"という物があり、まぁ要は「キリスト教に入信しようぜ!!」という話みたいです。誤解を恐れずに言うならば(手遅れ)

 

 で、この千年王国は英語で「Millenarianism」、発音は「ミレナリアニズム」という感じ。

 これをgoogle翻訳で二重翻訳をかけると

Millenarianism→千年紀→millennium→ミレニアム

と。

いやまぁちょっとゴリ押し感がありますが、ほぼ同じ意味であることは明らかで、ミレニアムが千年王国をモチーフにしている、あるいは「千年王国という思想」をテーマにしているのは間違いないと考えられます。

 千年王国の時系列順の変遷としては、

 

1、千年王国がイエスによって建てられ、キリスト教信者(の中でも特に信心深かっただった者?殉教者などは含まれると思われる)が生き返り、統治者となる。

 

2、"至福"の王国が1000年間続く。

 

3、"サタン"が復活し、最終戦争が起こる

 

4、最終戦争が終わり、最後の審判が起こる。

 

といった感じになります。

最後の審判など、直接関係ない部分の説明はオミットします。

リオが「千年難題」という単語を口にしていたりと、千年王国に関連するなんらかの問題を抱えていると考えられます。まぁ、その件は追々考えるとして。

 

これに関連付けて考えることでVol2の結末を推測することができそうです。

 

・・・明日平日でもうAM4時半なのでサクサク行きましょう(私情100%)

 

 まず、これを考えるにあたって、千年王国の話におけるどのポジションに誰が収まるのかを考える必要があります。

 

ここで、リオがやたらとアリスを敵視している理由もなんとなく見えてきます。

 つまり、ノアが「アリスを"サタン"である」あるいは「サタンが復活する原因となる存在である」と位置付けた可能性です。

 千年王国自体かなり曖昧な部分が多く、さらにそれを現実の出来事に当てはめようとすると解釈にかなり幅が生まれてしまいます。

 このミレニアムという領域の比較的安定している様子や、トリニティとゲヘナのように露骨にどこかと仲が悪いわけでもない状況を見るに、現在が1000年王国に該当する状況であるとも考えられます。

 ここに関しては申し訳ないのですが、私のキリスト教及び千年王国自体への理解度が浅いため何とも言えません。

 ただ、リオはアリスを「千年王国の終わりにサタンを呼び寄せる存在」であると解釈したと考えられ、それを取り除くことにより「千年王国の永続」を望んでいると考えられます。

 ・・・で、ここまでがリオの解釈。

 先ほどわざわざ尺を割いて識者について説明したのがここで生きてきます。

 ミレニアムの識者はヒマリであり、リオではありません。例え1つの学校に2人以上の識者が存在しうるとしても、リオは目的のための犠牲を容認しており、その時点で識者の定義から外れます。統計学を考察に用いるのは少し心苦しいのですが、現状識者であると考えられる存在は全員犠牲を良しとしない性質を示しており(自己犠牲はガンガンするけど)、そこから外れることはそのまま識者でないと考えてよいと思われます。

 そしてそのヒマリがアリスのことを「可愛い後輩」であると言ったのですから、アリスは可愛い後輩なのです。妄信的に見えるかもしれませんが、Vol2・2の序盤で無力化されたことをメタ読みしても、やはり味方サイドのキーパーソンであり、味方の戦力を制限するために序盤で間引かれたと考えられます。

 そこから考え、千年王国という枠組みに当てはめて考えてみます。

 まず、先生をイエスとします。根拠は前回の考察記事に書いた通りで、イエスに関連する単語が散見されるためです。

 そして、リオをサタン・・・とできればことは簡単だったのですが、恐らくそうではありません。リオも手段こそ賛否両論ある物でしたが、ミレニアムを守るために行動していたのですから、悪役な訳はありません。

 で、ブルアカのVol1,3の展開を加味して考えると、無理にでも犠牲0で押し通してくると思われます。恐らくその瞬間においてハッピーエンドに見える歪んだ結末のしわ寄せがどこかで来ると思われますし、この歪みはシナリオライターの意図的なモノであると考えられます。プロローグの連邦生徒会長との会話から推察し、2周目の世界で今度は失敗しないために、失敗した世界の記憶がある先生が動いている可能性など、絡めると色々考えられますが、本筋からは外れるため今回はオミット。

 しかしサタンを倒さないと、千年王国は"最後の審判"にも"永続"にも進むことはできずにその場で滅ぶしかなくなってしまいます。

 ・・・サタンは恐らく"不可解な軍隊"、あるいは"名もなきの神"になると思われます。現状情報が出ており、倒しても現状存在する他のシナリオと矛盾せず、かつ完全な悪役に据えて構わない存在。

 2章後半、そこで完結しない場合はそこ以降では、人類側の"アリス"とサタン側の"AL-1S"の2つの側面を持つ1人の存在の葛藤を軸に物語が展開していくと予想します。

 現状Vol2にはゲマトリアのゲの字も出ていないため、不可解な軍隊の裏にゲマトリアが絡んでいる可能性が少なからずあることも留意すべきです。現在完結したVol1,3のどちらにもゲマトリアが絡んでおり、まぁほぼ間違いなくVol2,4にも登場すると考えられるからです。

 ただ、"ほぼ"と濁したのは、Vol<偶数>とVol<奇数>で系列が異なる可能性があるためです。

 実際問題、まだシナリオ冒頭しか公開されていないものの、Vol4ではゲマトリアという外部からの干渉による被害というよりは、生徒間のいざこざ、謀略などによる被害が多くみられます。Vol4では連邦生徒会の1人が黒幕のようにふるまっていましたが、Vol2でも連邦生徒会が関わってくるかどうかは分からないところです。

 ただしその流れで行く場合、リオが所謂"真の黒幕"枠に収まる可能性が否定できず、そうなるとどんでん返しも何もあったものではなく、かといって連邦生徒会を絡ませようとする場合今から突然新キャラを突っ込むというような暴挙に出る必要があるため、恐らくないと考えられます。

 話が逸れましたが、ゲマトリア路線で行くと考えた時の予測されるルートは主に2つ。

1つは、不可解な軍隊がゲマトリアの1人の特殊能力に由来したもので、最終的にアリスが居たような遺跡へ突入、ゲマトリアと対峙し、ボスを倒し問題解決。

 

もう1つは、名もなき神は"色彩"を指す言葉であり、不可解な軍隊は色彩による物。ゲマトリアは秘密裏に先生達を利用して色彩に対抗しようとし、先生がそれに対処、生徒達は不可解な軍隊への対処を行う。

 

という線。

しかしこういう展開にするためにはVol2後半で終わるわけがないため、やはりVol3のようにかなりの尺になるものと思われます。

そんな感じで!Vol2のシナリオ予想はこんな感じにさせていただこうと思います!!

とりあえず直近の予想として2章後半は、前半でのモモイの新しいゲーム案格ゲーでのユズのチーターへの対処などを伏線として、リオのいる高層ビルを登り(ゲーム案でのエレベーターで昇っていくゲームを提案した件)、5人目のC&Cことトキとの戦闘、勝利(トキがリオの用意した特殊な装備を"チート"に当てはめる・アリスが格ゲーのコンボをネルに教えたことも絡めてくる?)。を経て、アリスの奪還目前までは行けると思われます。

 ここで不安になってくるのが↓の発言

 

2章前半で「世界を脅かす魔王」が自分だったと言われてしまったわけですので・・・。

大人しくリオに着いて行ったのも、アリスのこの"勇者"としての考え方に由来すると考えられます。

 最悪なのは自らの言葉通り、"光の剣"で自傷を試みてしまうケース。

 こっちの気持ち的にも最悪ですし、AL-1Sとしての機能維持及びAL-1S個体保護の目的で大量の配下を呼び寄せる可能性があり、どう転んでもいい方には進みません。

 それをうまく回避できるかどうか・・・ゲーム部の面々に期待しましょう。

 

では、ここら辺で今回は終わっておきましょう。以上、Vol2のシナリオ予想及び2章後半の展開予想でした。

 

 

 

 

付記:この付記が消えない限り、私はこの文章の推敲を終えていません。そのため、誤字等ありましたら教えてくださると幸いです。これ打ってる時点の私はもう限界なのでここでぶん投げます。任せた明日の私

 

 

 

◎まとめ

 

 というわけでね!まぁ2,3時間で記事書いてワールドカップのコスタリカ戦の結果見て寝ようかなくらいのつもりだったんですけどね!!もう朝っていうアレなんですけども。勘弁してくれほんとに

 実はモモイ昏倒についても少し触れるつもりでいたのですが、内容が固まっていないのもありオミットさせていただきました。まぁ、概要としては「セイア同様に"色彩"の意識に触れてしまい昏倒した」という説を立ててはいます。ただ根拠がうっすいです。ハイ。モモイがなにか有益な情報を持ち帰ってくれることを期待しましょう。

 ブルアカのシナリオは無駄な部分がほぼなく、伏線の張り方が極めて秀逸です。そういうこともあって、伏線に気づきさえすれば近い未来の展開を予想することは比較的容易です。

 その分運営として可能な限り隠したい各Volのエンディングや"本当の結末"に関する伏線はあまり出てこず(結末を見てから思い返せば「伏線だったなぁ」というレベルのものはあるでしょうが)それを逆手に取って、分かりやすい伏線があまり張られていない領域を関連付けて考えることで、大きな結末にアタリを付けることもできるかもしれません。

 何が言いたいかって言うとまだまだ考察の余地は残されているっていう話ですね!!みんなもやろう!!考察!!!

以上校長先生のお話でした。みんなは一晩ぶっ通しで考察記事書くとかそういう愚行は避けるようにしましょう。文章が荒れるし考えもまとまらないしでロクなことがありません。

先人からの貴重な意見だゾ☆

参考にしろやオラァ

という感じで、日が昇ってきたのでそろそろ終わろうと思います。

 何か本記事に関して、事実関係で間違っていることがあったら是非コメントで教えてください!追記、可能そうなら考察全体の修正を行います。

次回はVol2・2章後半の考察になる・・・かな!!多分!!関係ない記事書くかもしれん!!

ではまた次の記事でお会いしましょう!またね~!!!!