ダンスレッスンの方法は人それぞれですが・・・

 

 ひと月ほど前「Y・M・G よもぎちゃんダンス教室」のレッスンに

新土居さん・菅さん・岩永さんの、SKE48時代の同期メンバーが

揃ってレッスンに来てくれました。

 まさか? 本当に来てくれるとは思っていなかったので、実現し

たときは感謝の気持ちでいっぱいでした。岩永さんが選出した1

曲を本ステージを想定した振り分けで、3人の先生がひとつのチ

ームさながらに見事に演出してくれました。レッスン生には貴重な

経験で、何かを感じてくれていたら嬉しいです。

 

 その、1曲を仕上げる過程におけるポジションや動き、振りの

工夫などは、まだダンス歴が浅いレッスン生には全てを理解する

のは無理だったと思うけど、これから経験を積み、ダンスのレベル

もアップするにつれ、理解力もつき、さらにダンスの楽しさも増して

くると思います。

 

 3人の先生は、その後@FMの「わたすき」のゲスト出演して、ダ

ンス教室の感想も紹介してくれてました。

 そのトークの話題の中に「振りV」のことが出ていました。「研究

生時代、最初は振り付けをしてくれるわけではなく、いきなり振りV

(曲の振りが入ったVTR)を渡されて、最初は戸惑った(笑)」と

当時のレッスを振り返っていました。振りVは、先輩や指導の先

生がレッスン場で鏡の前で踊っている風景を、後ろからビデをで

撮影した様子だ。振りを覚える場合、まずはほとんど、このビデ

オを見て振りを覚えるわけだが、ダンス経験者でも、この方法は

最初はなかなかうまくいかないようだ。ましてや、ダンス経験がな

い人には、見てもなかなか覚えられないとも言う。

 

 しかし、この自主レッスンを、先生たちが「こんな方法もある」と

ある例を紹介してくれた。

 もちろん、レッスの方法は人それぞれ。ダンスの経験の多少で

も、違うだろうが、ひとつの方法として紹介してみる。

 例えば、8曲を覚えなければいけないとする。最初から、1曲、

1曲を曲の冒頭から覚えようとレッスンする・・・。普通は、そう考

えるだろう。ところが、すぐに振り入れに取り掛かるのではなく、

しばらく(場合によっては1日か2日)ただ、振りを見ているだけ。

ときどき、気になった個所をチェック。それも、ただ、見ているだ

けである。

 これは、SKE48さんの場合だが、マネージャーから振りVを

渡され(1公演ぶんの指定のポジション)「3日で覚えてきて」とい

われたこともあったそうだ。そのときも「まず1日目は、ただ、振

りVを、ただ見ていただけ」だそうだ。

 

 そのうち、ある振りの部分が「信号を送ってくる」(ここ、踊って

みようよ・・・と)らしい。その連鎖で、いろんな曲の、部分部分の

振りが頭に浮かんでくるそうだ。そうなれば、自然と体が動き、レ

ッスン鏡の前で集中して、一気に覚えていく。

 

 まあ、これも、人それぞれかもしれないが、なかなか振りが覚

えられないと悩んでいたら、一度試してみては?

 

 「いきなり、レッスン鏡の前に立っても、なかなか頭に入っ

てこないもの」らしい。

 

 ”振り”のポーズが、公演など正面からとらえた画像の場合

は、振りの練習では逆に映って、やりにくいので、そのときは、

パソコンでやDVDデッキを、椅子などの台に置き、画面の映

像をレッスン用の鑑に映して見れば、踊りやすいはずだ。

 

 以上は、ひとつのレッスン法だが、こうやって自分なりに工

夫して覚えるのも、ダンスの楽しさのひとつだろう。