防錆処理を済ませたカワムラのキングビーですが、パーツの清掃しながら組み上げて行きます。
キングビーの前にやったレストアがBSシャインスターだったので、まあ楽ちん。
部品点数に圧倒的な差があるから当然ですが。
個々のパーツは状態が良かった為あまり時間を掛けずに仮組み完了。
ワイヤー関連とチェーンは後日改めて作業します。
ちょっとリムがやられ過ぎてるのとボスフリーの酷い固着があるので交換を想定した方がいいかなあと。
この頃、息子にルーベカスタムを狙われているのでキングビーを自分用に仕様変更する必要に迫られるかもしれません。
のんびり長距離走るなら俄然エンペラーですが、頑張って走る時はちょい厳しいです。貧脚なもんで。
そうなるとキングビーのクランク長やリア段数、ギア比の調整とかがまあ、必要になります。
そこを弄った所で入門用とはいえアルミフレーム、カーボンフォークとSTIのルーベカスタムとハイテン鋼でフリクションレバーのキングビー。差は大きいです。
それにフォークが若干引っ込んでるので、直す必要もあります。
ダウンチューブにちょいとシワがあるけどそっちはどうにもなりません。
炙ってチューブ差し替える程のフレームじゃないですし、フォーク側でディメンションの修正をしてお茶を濁すという話ですね。
まあ自分用なんで、自己責任がどうたらこうたら。
息子が自転車に興味を持ってくれるのは素直に嬉しいです。
でも息子に40年前の車体で頑張れと言う訳にもいかないし、いきなり高級車というのはお財布的に無理です。
ひとまずはルーベカスタムに乗ってみて本当に興味が出て来れば自分のお気に入りのメーカーなり車体を見つけるでしょう。
自転車を只の移動手段として捉えるか、それ以上の物を見出すか。
いずれ本人が答えを出すと思います。
親の趣味趣向を子供に押し付ける必要なんて全くありません。
移動手段として捉えてるなら安全快適な移動が出来るようにサポートすればいいし、こだわりたいならそれに見合う様な提案したり一緒に遊んだり。
どうなるか楽しみな様な、そうじゃない様な。
心体的にポンコツ部分が増えてきた自分は、苦労と歴史と思い出の詰まった旧い自転車を労わりながら走り続けます。
レストアと全く関係無いですね。