ミステリーを読み捨てり -2ページ目

「焦げた密室」 西村京太郎

西村 京太郎
焦げた密室

この作品は、西村京太郎氏の第1作「四つの終止符」以前に書かれた、幻の処女作と言われています。


「あらすじ」

ある平穏な町で、48歳の男性が次々と行方不明になるという事件が発生した。普段は事件らしい事件も起こらない町だけに、警察も解決の糸口を見つけられずにいた。そんな騒然として町へ、この町出身でアメリカに渡り資産家になった須賀六郎太が帰郷した。彼の資産を目当てに、町は色めきたつ。そこへ、新たな事件が起こってしまう。完全密室殺人である。これらの事件をミステリー好きの自称作家、江戸半太郎が解決しようと試みる。



「感想」

これは、面白かったです。どんどん読み進めました。登場人物たちの名前が、昔っぽい古臭い名前なところとかが逆に新鮮でした。また事件の解決の糸口となるある物も最近では目にしないですが、「これは、そう言えば昔の小説や映画ではよく登場する物だな~」って感じで、話の雰囲気に懐かしいものを感じます。

ストーリーでは、48歳失踪事件と密室殺人がうまい具合に絡みあって、本格ミステリーって感じでした。