タイの大御所歌手ジェニファー・キムのコンサートに行ってきました。
私がジェニファーを知ったのは、3年前。
ジャズバンドで「when I fall in love」を歌うことになり、参考すべき音源を探していたのです。
そして見つけたのが彼女。鳥肌たちました。
まさか生の声を聴ける日が来るなんて思ってもいませんでした。
かぶりつきで聞きたいと一番前を予約しました。
運よく1つだけ空いていたのです。
会場について席を見つけてびっくり。なんと「ど真ん中」。
わーい特等席(・・・・とその時は思いました。)
席についたとき隣のタイの方が英語で話しかけてきました。
隣「どこから来たの?」私「日本です。」
彼女、すごく不安そうに「タイ語わかる?」
私「・・・少しだけ。彼女の声がすごく好きです。」
タイ語わからなくても歌声が好きだから大丈夫だという意味です。
・・・・・が!
ぜんぜん大丈夫じゃなかった。
彼女がすごーく心配してくれたわけが徐々にわかってきました。
5人の仲間たちがそれぞれ歌謡、ソウル、ブルース、ロックとシーンごとに登場、ジェニファーと歌う。
これはいいんですが、コンサート中なんと半分がおしゃべりなんですよ。
ジェニファーとその仲間たちの「ただのおしゃべり!」
そうです。これ、コンサートっていうより「ジェニファーキムと5人の仲間たち」オンステージだったのです。
そして想定外の時間がやってきた・・
5人目に登場したビヨンセを踊るコメディアンの男(^_^;)が客いじりが得意なのか、やたらと前列の人に話しかける。
ほいでもって、しつこい。
私の席。一番前のど真ん中・・・・
お願いだから私に声をかけないでください!話の中身、全くわかってないのよぅ。
隣の人に合わせて笑ってるだけです(笑)
ジェニファーもこのコメディアンとのおしゃべりが受けるからって30分以上もおしゃべり。
確かにお客さん、おお受けしてたけど。下ネタやってたね、たぶん。雰囲気でわかる。
コンサート見に行ってこんなに緊張したの初めてや。
プレゼントタイムもあって、お客さんがステージの前に行列してプレゼント渡します。
男ビヨンセはおひねりもらってた。1000バーツの首飾り。
30枚以上はありました。
5:00にはじまって、時計はすでに9:30。
宴は終わる気配なし。Σ(゚∀゚ノ)
おなかもすいたし、このご時世に夜の街は怖い・・
申し訳ないけど歌の間奏途中にダッシュで飛び出ました。
だって・・おしゃべりのときに席を立ったら絶対、なんか話しかけられる・・・
ごめんね、ジェニファー。
タイ語がわかったら、もっと楽しめただろうなぁ。
ドカンドカンうけてたもん。
お客さん、ジェニファーのおしゃべり(漫談?)も楽しみに来てたのね。
家に着いたのが10:00過ぎ。
夕食食べ損ねたので家で「どん兵衛」。
うちわは椅子にのっかってました。