ペタしてね

 

 

2016年10月13日に、東京池袋の新文芸坐で開催中の

 

 平山秀幸映画屋街道40年記念祭りにて、平山秀幸監督作品の

 

映画『学校の怪談』、『学校の怪談2』上映会、

 

平山秀幸監督&脚本家の奥寺佐渡子さんによるトークショー、

 

平山監督のサイン会があったので行って来ました。

 

 

↑展示されていた懐かしの学校の怪談シリーズの映画ポスターと

平山秀幸映画屋街道40年記念祭りの開催期間にゲストで呼ばれた

他の平山秀幸監督作品の出演者、原田美枝子さん、竹野内豊さんなどのサイン。

 

 

 

ロビーには映画『学校の怪談』関連の展示物があり、興味深く拝見させて

いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平日に上映という事もあり、正直それほど多くの方は

 

来ないだろうなと思っていたのですが、大学生から70代ぐらいの方まで

 

老若男女、数十人のファンの方が来場されていました。

 

普段、ネット上でしか映画『学校の怪談』シリーズのファンの方と

 

交流する機会がなかったので、お会いできて嬉しかったです。

 

映画『学校の怪談』シリーズ作品を映画館のスクリーンで

 

大人になって鑑賞できた事には感慨深いものがありました。

 

映画『学校の怪談』の最後に小室香織に告白出来なかった

 

瀬川将太の「人生ってリセットきかないから。」という

 

セリフは、今聞くと意味合いが全く違って聞こえました・・・。

 

改めてみかえすと、また違った味わいというか捉え方ができる映画だと

 

思います。

 

映画『学校の怪談2』では、小田切司が痴ほう症の祖母を

 

夜まで公園に置き去りにした事をずっと後悔していましたよね。

 

小田切司の祖母である小学生時代のハルエが

 

「こんな時しか会えないけどさ。会っても何もしてあげられなかったね。」

 

「風邪ひくんじゃないよ!」と話しかけたのに対して、

 

元の世界へと戻る直前の司が

 

「風邪ひいたのばあちゃんだろ。あの時、俺・・・。

 

ばあちゃん!ホントにごめんな!」というシーンが

 

痴ほう症の祖母が施設にいて、ろくに孝行も

 

できないまま・・・という自身の出来事と重なり、

 

目に熱いものがこみ上げて来ました。

 

すすり泣きが聞こえたので左隣の席を見ると、

 

70歳前後の男性が目頭をおさえておられました・・・。

 

 

 

 

映画の上映後には、平山秀幸監督と脚本を担当された奥寺佐渡子さんによる

 

トークショーがありました。最初にステージに現れたのが奥寺さんかと

 

思いきや、司会者の女性でした。この司会者の方は映画雑誌のお仕事を

 

されていたらしく、昔から平山監督と仕事や飲み会でご一緒する事が多く、

 

奥寺さんとも仕事での付き合いがあり、若い頃は奥寺さんと間違われるほど

 

似ていたそうです。その他にも、映画『学校の怪談』の監督は

 

他のX監督の予定だったのが平山監督になった話など、

 

貴重な裏話を聞く事ができて良かったです。

 

 

トークショー後のサイン会では、監督本人を目の前にして

 

何を話しかけようか迷っていると、「これは○○さんと読むんですか?」と

 

監督の方から話しかけて下さいました。「実は、映画『学校の怪談』シリーズの

 

ロケ地巡りをしているんですよ。」と言いたかったのですが、両隣にスタッフの方が

 

おられたのもあり、言えませんでした・・・。先着30名限定の平山家に眠っていた

 

学校の怪談シールは無事にいただけました。

 

 

10月15日には、同じく平山秀幸監督の映画『学校の怪談4』が上映されます。

 

当日券もあるので、お時間のある方はぜひ足を運んでいただければと思います。

 

余談ですが、主演の豊田眞唯さんは結婚されてオーストラリアにいるそうです。

 

そんな平山監督の歴代作品への思いや裏話が載っている監督の著書、

 

「平山秀幸映画屋街道」が絶賛発売中です。

 

 

クローバーこれからも黄泉ネットをよろしくお願いします。

 

 

以上