前記事の流れから〜

かれこれ3年経つのでそろそろかいてみようかなと

 

2016年7月10日のZepp DiverCityラストライヴ。

レポも感想もかけてないのだけれど、簡単に言ってしまえば最高に楽しいライヴでなんというか成仏できてしまう、悔いの残らないライヴでした

 

今さらすぎるセトリ拝借w

 

ギルガメッシュ

ONEMAN TOUR 2016"鵺-period-"@Zepp DiverCity


SE.
1.鵺-chimera-
2.wither mind
3.お前に捧げる醜い声
4.ROCKER'S
5.Dance Rock Night
6.VOLTAGE
7.CRAZY-FLAG
8.slip out
9.crying rain
10.睡蓮
11.Drain
12.Horizon
13.Another way
14.gravitation
15.END

-ラストDVDの告知映像-


16.Volcano
17.Vermillion
18.ULTIMATE4
19.「少女A」
20.FREAKS
21.crime-罪-
22.DIRTY STORY
23.INCOMPLETE
24.13's Rebornメドレー
(Jarring Fly→遮断→Robust Conviction→Deceived Mad Pain)
25.開戦宣言
26.腐界の闇
27.縁enishi
28.shining
29.Go ahead
30.斬鉄拳
31.driving time
32.Never ending story
33.evolution

EN
34.絶頂BANG!!
35.終わりと未来
36.arrow
37.壊れていく世界
38.Break Down
39.お前に捧げる醜い声

 

 

…いくらなんでも曲やりすぎ!!w

 

全体的にあんまりしんみりしたライヴではなかったけれど、

普段MCで自分のパーソナル的なことを言わない左迅が涙ながらに

「俺自身、ほとんど学校に行かずにゲームばっかやってて、生きる目標とか、生きる意味とかなかったんですけど、このギルガメッシュっていうバンドに出会えて…」

「楽屋に帰ったらこんなこと言えないんで、今言いますけど…12年間、一緒に歩き続けてくれて、どうもありがとうございます」

 

とメンバーに向かって言ってたのは本当に胸を打たれました

終演後キッズらしき男女グループが「左迅くんがあんなこというなんて思ってなくてもらい泣きしそうになった」と言ってて(うんうん)となってた

 

左迅昔は本当に暗かったらしいけど、バンドしてから明るくなって友達もたくさんできたので闇を光属性に変えてしまうバンド人生パワーってすごいな!(彼もよみタイプだ)

でも最初から明るくないからこそ知り得ない闇を知ってる…

 

しかし、左迅のMC改めて素晴らしすぎるな…→https://www.excite.co.jp/news/article/E1468402215256

 

 

絶頂BANG!や斬鉄拳のころは確かテレビのBreakoutで企画コーナーもあって(多分相応気に入られてたんだと思うw)メジャー売りを試みていた感じがする(吸って吐いてまた吸って〜♪のフリ普及とか)

その頃は~やれんのか?野音~で野音が埋めれなかったら…みたいな話もオープンにしてたというかもはやネタにしていたけれど、やっぱりこれより前から売れろよ!売れる曲かけよ!という会社の意向はあったような気がする

 

それでも少しサイレント活休してからの渋谷WWWフリーライブで新ロゴになってシングル「INCOMPLETE」が出て、アルバムの「MONSTER」「gravitation」「鵺」が出たころにはもう吹っ切れたかな、もう大丈夫だなと勝手に思ってたのでまさか解散するとは正直夢にも思ってなかったw

 

今考えてもミニアルバムの「鵺」がラストアルバムとは思えないし(良い意味で)

ラストライヴのZepp DiverCityも、もともとは通常の公演予定がしばらくしてから解散のアナウンスでラストライブ公演の形になったので解散は急展開だったな…

でもラストライヴがあって本当に良かった、多分なかったら、解散の理由がわからなかったらこの世に怨念残ってるw

 

 

なぜ解散するに至ったのかは、ラストライヴDVDのブックレットのパーソナルインタビューに今まで言えなかったんだろうなってことも載っていて(今も引っ張り出してきた)

 

元々はこれからもギルガメッシュを続けていくために独立に向けて進めてたけれど、そこで話し合いを重ねていくうちに将来プランとか考えがバラバラなのがみえてきてそのころにはみんな疲れきっていたと(きっと今までの蓄積もあったのかなと思う)

この先10年、20年続けていってボロボロになって誰にも見向きもされなくなって誰かにギルガメッシュを終わらせられるぐらいなら今活動を終わらせよう、と珍しく左迅がビシッと言ったとw

 


どことなくもがいている感じは感じていたけれど、まさかここまで精神的にも追い詰められていたなんて正直思っていなかった

ギルガメカンパニーとか動画だとあんなにふざけてた4バカだしw

 

そんなことを微塵と感じさせないライヴのギルガメの4人はいつもニコニコと本当に楽しそうでどのライヴに行っても楽しかった!元気になれる!そんなライヴが好きでした

 

愛しているからこそ続けるという決断をするか、愛しているからこそダメになる前に終わらせるか、

どっちが良いとかないと思うけれど、「4人でその決断をできた、それが唯一の救いだったかもしれない、そういう意味では幸せに終われた」

とそんなこと言われたら…この選択をしたギルガメッシュのことを受け入れようと当時も思いました

 

ギルガメッシュとして過ごして日々は宝物でみんなが良い思い出として残るならいいのかなと、嫌な気持ちで終わらないのはいいことだ

 

 

…この形だと復活は未来永劫やっぱりないのかなと

これで復活したらなんか格好悪いしw

 

 

 

 

それでも、ただ、もっと周りの大人に、会社に、業界にもっと恵まれていれば(充分恵まれていたかもしれないけど)彼らはこんなに苦しまずに活動できたのでは?もっとたくさんの人に知ってもらえたのでは?という気持ちも未だにあります

きっと悔しい気持ちや反骨精神も負のパワーに変えてやってこれた部分もあると思うけど

 

私の見てきた限り、他のバンドを見てもやっぱりバンド=お金を生む道具と思われてるんじゃないか、と思ったことも何度もあるのでどうしてもバンドを取り巻く環境には問題があるんじゃないか、どうにかならないのかな、とは思います…

 

 

あー結局文句を言ってしまったw

今はお盆だし、久々にDVD見返そうかな!あと1ヵ月ぐらいほしい…