さて、本日紹介するのは、お客様から頂いた作品ですが、
【7人のシェイクスピア】 著者:ハロルド作石 出版社:講談社 ヤングマガジン連載中
【あらすじ】
舞台は16世紀、空前の演劇熱に沸くロンドン。片田舎に育った無学の青年・ランス(W・シェイクスピア)は、個性豊かな仲間たちの才能を結集し、芝居の脚本を書き始める。それは、1本のペンだけを武器とした”革命”だった――! 絶対的格差のなかで”自由”を求めた、7人の文豪たちの熱筆疾風録!!!
【ウィリアム・シェイクスピア】
1564年 イングランドの片田舎ストラトフォード・アポン・エイヴォンに生まれる。
1582年(18歳) 結婚
1583年(19歳) 長女スザンナ誕生
1585年(21歳) 教区に双子(ハムレット、ジュディス)受洗の記録
しかしその後ロンドンで芝居に関する文献に登場するまでの7年間… どこにいたのか、何をしていたのか、一切の記録がない。
片田舎の文人に足りうる教育を受けていない青年と、都会の豊富な専門知識の当代きっての偉大な詩人。
空白の年月をはさんで あたかも別人のよう。
この空白の7年間のことを…
"失われた年月"(ザ・ロスト・イヤーズ)と呼ぶ。
シェイクスピアは、16世紀後半に活躍した英国の劇作家で、「ハムレット」や「リア王」「マクベス」「ロミオとジュリエット」「ベニスの商人」といった多数の歴史に残る名作を残しているが、その人物像や人生に不明な点が多いことでも知られている。
さて、この"失われた年月"(ザ・ロスト・イヤーズ)については、前作の小学館版「7人のシェイクスピア」を読めばわかりやすいかもしれません。
どうやら、2010年からビッグコミックで連載されていたようです。。。
で、今回の、ヤングマガジン版、第1話「ロンドン」では、空前の演劇ブームに沸く16世紀ロンドンが舞台。野心にあふれる青年・ランス・カーターが、仲間と共にロンドンに向かう場面から始まります。
前作を知らなくても十二分に楽しめます。
ちなみに、私、前作は読んでないんです。。。
タイトルの"7人の"は、後世に伝わっているシェイクスピア像はシェイクスピア一人ではなく、このマンガのようにシェイクスピアを含めた7人の人間からなる姿なのではないか?ということなんでしょう。『シェイクスピア別人説』という歴史の謎を題材にしている『7人のシェイクスピア』。このマンガの結末はどうなるか…
いや、歴史モノが好きな方には、おすすめです!!
私、次巻はいつ出るのか、実はひそかに心待ちにしてます。
シェイクスピアの名言がいかにして生まれたのか(フィクションでしょうけど)、楽しみです。
まずは、試し読みを。