さて、友人がブログ毎日更新を3ヶ月続けようと始めたため、負けじと始めます。

 

では、本日ご紹介する作品は3/10に入荷した

 

 

 

ちなみにこの作品、お客様からのご要望で仕入れてみました。

 

【雪花の虎】  著者:東村アキコ  発行:小学館  『ヒバナ』にて連載中

 

【あらすじ】戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は女だった!

 

時は戦国、享禄三年(一五三〇年)一月。越後の春日山城主、長尾為景のもとに、待望の第三子が誕生した。軍神・毘沙門天の生まれ変わりであり、頼りない嫡男・晴景に代わり長尾家を導き戦うことを期待された男子・・・のはずが、生まれたのは、足が大きく元気な・・・姫だった。

落胆する為景だが、すぐにこの子を姫武将として育てる決心をする。

寅年生まれの姫の名は、「虎千代」。

 

彼女こそ、武田信玄がライバルと認め、織田信長が恐れた、戦国最強の武将・上杉謙信、その人だった!

 

 

«作品・作者について»

 

作者東村アキコは2009年には100万部の発行部数を誇った「ママはテンパリスト」をはじめ、2010年には映画にもなった「海月姫」、2011年はドラマ化された「主に泣いてます」でマンガ大賞の候補に挙げられた実力派漫画家です。

2015年には「かくかくしかじか」でマンガ大賞受賞。

最近では「東京タラれば娘!」ですね。

(当店に全作品あります。)

 

今回は作者初の歴史漫画。

ただ、歴史漫画と聞くと少し距離を感じてしまいます。実際、当の東村アキコも、日本史に詳しくもなければ、興味も全くなかったそうです。

しかし”上杉謙信女性説”を知った作者は、「宝塚の演目みたい!」と宝塚ファンの血を湧き立たせ、のめり込むように取材に没頭したとのこと。

 

東村アキコの原点であるシリアスと、次第に開花していったギャグ、また兄妹愛や男女愛の側面が絡み合った結果、なんとも言えない哀愁が感じられる歴史作品。

 

謙信女性説はおいておくとして、ぜひ、ご一読を。

 

 

まずは、【第一話試し読み】

http://hi-bana.com/works001.html

 

 

 

ちなみに、«最新第4巻ハイライト»

 

心ならずも実兄晴景との家督争いが発生し、事態収拾のためにも晴景と父子の義を結び、家督を譲り受けた後に隠居してもらうよう一芝居打つことを提案された景虎は、戸惑いながらも兄の命を守るために実行することを決意する。

その後すぐに中条を呼び出して、”うつけた兄者”の首を獲るのは自分だと言いつけ、命を勝手に奪わないように牽制した。

 

そうして上杉の屋敷で対面することになった景虎と晴景は、庭先で晴景の彼女(?)おりんについて話すことに。

おりんが妊娠していたことを知らなかった晴景は、景虎からその事実を聞かされて一瞬たじろぎながらも冷静に話し始める。 

 

 

 

 

 

 

全巻通して読めばここでホロリときてしまいます。

 

通説では、信長も正宗も弟を殺しています。

謙信の兄が殺されなかったのは、謙信が女だったからか。。。。

 

 

参考までに【浦沢直樹×東村アキコ対談番組】(東村アキコ先生のご尊顔がおがめます。)

http://www.dailymotion.com/video/x34w2b3_%E6%B5%A6%E6%B2%A2%E7%9B%B4%E6%A8%B9-naoki-urasawa-%E6%9D%B1%E6%9D%91%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%82%B3-akiko-higashimura_creation

 

しかし、毎日ブログ更新してる人、尊敬します。。。