しかし、なんだな
岡田斗司夫がYouTubeで7か月前に、マイブームで今自分が気になる二人の内の一人で(もう一人は内田樹)橘玲の事を、現実主義者でそのとうりだと思うのだが全く元気が出ない、と笑かしていたが、その橘玲の最新の書「テクノ・リバタリアン」を読んだ
確かに一部の天才達による最前線の自由原理主義とでも言えばいいのか知らないが
その現実を正視すれば、岡田斗司夫((たまに見るYouTuber)の言うことも分かる
世界の現状を正確に分析し時代の潮流の本質が何であるかを示した凄い本だ
(俺も元気がなくなった、凡夫が元気を出すには不都合な真実のオンパレードだ。もちろん内田樹はじめ時代の見方は様々だし、橘玲は実名も顔も出していない。如何に彼の言っていることが真実であるが故にはばかられることであり傍流の一つにすぎないかが推して知れる)
「人工国家」であるアメリカは純化した知識社会で、その可能性に魅せられて世界中の高い論理・数学的知能を持つ自由原理主義者が引き寄せられ、シリコンバレーという唯一無二の特別な場所が生まれた。そこに集まる彼らのことを「テクノ・リバタリアン」という。
その代表がイーロン・マスクであり、ピーター・ティールだ
Google、Amazon、Metaなどプラットフォーマーの創業者、チャットGPTなどのAIや、ビットコインなどで使われるブロックチェーンの開発者がみなテクノ・リバタリアンだと言う
何だかんだ言いながらも、時代を変えているのは彼らだよな
科学とテクノロジーが指数関数的に高度化して、世の中がいつの間にか全く別物になっちまったと思わないか
(量子コンピュータ、人工知能、ロボティクス、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、材料科学、センサー、3Dプリンティング、拡張現実、仮想現実、ブロックチェーンなど)
もう昭和や平成までの時代との比較など意味がないほどに、急速な変化が起きている
世界も旧態さながらに混迷を深めているが、結局、彼らの思い描く自由原理主義へ導かれているように感じる
立憲民主党が政権をとるなどと
日本の終わりだが
自民党もまた終わりかもしれない
アメリカや日本という国ですら
未来には、なくなるかもしれない
イーロン・マスクの夢というか目標は人類の火星への移住だ
良き時代の地球は終わったのかもな
彼らにとっての居心地のいい自由原理主義が迫りつつある
すでに火星に居ると思って暮らさなければならないのかも知れない