原子炉の火の扱いは技術者の専門領域なのかも知れないが
そもそも火の扱いは人間として誰もの当然の心得だった
焚き火や野焼きが法律で禁止され、オール電化が進み
生活の中には今やガスコンロが残っているくらいで
火というか炎を見ることもなくなった
神棚もなくなったし
神もいなくなった
キャンプブームが起きているやの現象は
無意識に神を求めているのだと思う
焚き火は人間にとって
遠い昔から神聖な祭祀だった
その意味するところは
焚き火とは太陽との対面であり
同時に自らのアイデンティティへの回帰なのだ
焚き火に癒やされる
何故か懐かしい
すべてが物語っている
わたしとは、太陽が産んだ炎であり
それが放つ光と熱だと