2025 11月15日
不安と向き合うためのラスト練習
出場するレースは初心者向けとはいえ、私たちはまだ五回しかサーキットを走っていない。
それでも挑戦する以上、不安を抱いたままでは終わりたくない。
前回、私が転倒したこともあり、
「少しでも練習しておきたい」
という気持ちは強かった。
走行枠はカブだらけの混戦クラス
レース前日ということで、走行台数は一目で多いと分かる。
混走すると危ないので、タイム別にクラス分けされている。
私の走行枠は、明日カブのレースがある影響か、カブ勢が多い。
ストレート速度はそれほど速くないが、腕のあるライダーばかり。
コーナーは速い。
上手い人は背後から一気に迫ってくるし、逆に自分より遅い人に引っかかることもあって、お互い様だけどなかなか走りにくい。
しかし焦らず、淡々と走る。
気をつけなければ。
私、転ぶタイプですから!
Hさんのチームと、13年のベテランKさん
今日はレース前なのでHさんもいる。
別クラスでの出場が決まっていて、明日は三人体制のチーム戦になるそうだ。
そして、そのチームのKさんという女性――
私たちより少し年上で、ミニバイク歴13年の大ベテラン。
聞けば、今年の年間シリーズ、明日勝てば全勝だとか。
余裕そうだ。
今日は準備だけで走らないらしい。
走り方の“言語化”で実力が一気に伸びる
Kさんは、走り方を惜しげもなく教えてくれた。
ヨメちゃんが2速で走っていた区間は、3速の方が伸びること。
ライディングフォームの指針。
コーナー中は、へその向きと視線をコーナー出口へ向けること。
ヘルメットの位置の話。
実際に意識して走ると、とても曲がりやすい瞬間がある。
「デキる人が、デキる理由を言語化して伝えてくれる」
ありがたや。
Hさんに加えて、二人目のお師様である。
ヨメちゃんの走りも、見た感じとてもスムーズになっている。
レース前日に大きな収穫だ。
予定外の追加イベント:占いタイム
走りすぎると体がガタガタになるのは経験済み。
今日は早めに切り上げた……つもりだった。
ところが、Kさんにはもうひとつの顔があるという。
なんと占い師。
最初はヨメちゃんが占ってもらっていたのだが、気づいたら私も含めて夫婦で人生相談。
いま、結構仕事のこととかかなり迷える子羊ちゃんなので、妙に刺さる。
サーキットで走り方を教わり、最後は人生相談までして帰るとは。
