製作事例「METAL STRUCTURE 解体匠機MSN-04 サザビー」用ケース
今回ご紹介するのは、解体匠機シリーズ第二弾のサザビー用のケースでございます。
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場するシャア専用機サザビーが解体匠機シリーズから発売されるということで、発売前から大きな話題となっておりました。
同シリーズの「RX-93 νガンダム」は過去にヨメテラスでも専用ケースのご依頼をいただき、現在も既製品として販売するほどの人気ぶりでございます。
今回のサザビーも非常にたくさんのお問合せをいただき、いくつかケースを製作させていただいた中から、一人のお客様からお写真をご提供いただきましたのでご紹介させていただきます。
構成は以下の通りです。
- ステップ01 幅650mm 奥行650mm 高さ650mm 厚み5mm
- ステップ02 黒マット
- ステップ03 1灯
- ステップ04 UV
- ステップ05 なし
- ステップ06 1000ｍｍ
- ステップ07 ケース&台座
- ステップ08 箱タイプ
- ステップ09 幅650mm 奥行650mm 高さ100mm 厚み5mm
- ステップ10 しない
- ステップ11 黒マット
- ステップ12 スポットライト５灯
- ステップ13 なし
- ステップ14 なし
このような内容となります。
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（幅 奥行 高さの合計が1500ｍｍを超えるご注文はお問い合わせからご相談くださいませ）
■ケース特徴
ケースのサイズ感は、大きすぎず小さすぎずという点を意識して設置する場所のスペースも考慮してサイズ設定されたそうです。
通常、これほどの大きなケースであれば、ケース内へのアクセスを考慮してケンドン式扉をおすすめしております。
結構な重量がございますので、設置の際の怪我や破損のリスクを回避するためです。
今回は、一度飾ってしまえばその後はケースを開け閉めするつもりはないということで、見栄えを優先して上からかぶせるタイプで製作しました。
また、一人での設置作業は危険なため、複数人で設置作業を行っていただくようご理解いただきました。
そして、こちらのケースの最大の特徴といえば、やはり照明の数ではないでしょうか。
ダウンライトと5灯のスポットライトによってあらゆる方向から照明を当てることが可能で、解体匠機シリーズの魅力である細部のディテールを隅々までもれなく照らしています。
装甲の隙間から覗く内部の構造までしっかり照らしています。
それにしても細部の作り込みに妥協がなく、圧倒されてしまいますね。
小さなパーツ１個にしても、とても手間がかかっているのがわかります。
スポットライトの設置位置は、お客様に具体的に寸法を指定していただきました。
フィギュア以外の付属品をディスプレイした際でもなるべく全体に光が当たる位置を考慮されたそうです。
ドック内でメカニック達が整備を行う様子が再現されています。
装甲などの各部が展開可能な解体匠機ならではの醍醐味です。
整備用のアームなどにもしっかり照明が当たっています。
各照明のオン/オフも撮影していただきました。
「ダウンライトのみ点灯」
ダウンライト1灯でも静かな迫力があります。
写真では小さくてわかりづらいですが、足元で両手を広げて演説するシャアがとてもドラマチックです。
「スポットライトのみ点灯」
まるで巨躯を下から照らしているようなライティングです。
装甲の隙間から内部の構造が鈍く輝き、機体の重厚感が伝わってきます。
ジオラマ作品のようなストーリー性が感じられます。
照明類による絶妙なライティングが、ドラマチックな演出に一役買っているのではないでしょうか。
さすが解体匠機シリーズですね。
ここまで徹底された細部の作り込みであれば、高額な価格であっても品薄になるのは納得です。
この規模のフィギュアになりますと、やはりケースの費用もそれなりにかかってしまいます。
昨今の情勢により材料のアクリル板が値上がりしたことも相まって大型ケースは手の出しづらいお値段となってしまいました。
もう少し気軽にオーダーできる価格に抑えられたら良いのですが、なかなか厳しい状況でございます。
以下、お客様からご感想を頂きました。
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ケース作成は今回が初めてで、金額も決して安くはないためフィギュアを設置して照明を点灯させるまで少々不安でしたが、HPの実績写真を見て、ぜひヨメテラスさんにお願いしたいと思い
依頼させていただきました。
問い合わせに対してのアドバイスや、発注後の仕様変更等快く引き受けていただき、結果、予想以上にフィギュアの見栄えが良くなり、最高のケースとなりました。ありがとうございます。
ダウンライトのみの点灯や、スポットライトの同時点灯で雰囲気が変わるため、気分に合わせて楽しんでおります。
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注文数増加による製作の遅れや、ダウンライトの取り付け不良を調整していただくなど、ご迷惑をおかけする場面もございましたが、お客様には満足いただけたようで大変嬉しく思います。
現在既製品として販売している解体匠機νガンダムのケース同様、サザビー用のケースも既製品化に向けて準備を進めております。
サザビー発売からかなり時間が経ってしまいましたが、なるべく早くご提供できるよう準備を整えたいと思います。