ヨメテラスケースオーダー時の応対に関して | フィギュアケースメーカーヨメテラス公式ブログ

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高演色性ダウンライトやUVカット板にAS板など付加価値の高いケースの制作・販売をしているヨメテラスの公式ブログ。ケース制作の様子やフィギュアをかっこよくディスプレイするための情報など。

ヨメテラスケースオーダー時の応対に関して

 

日頃ヨメテラスでは、お客様自らが自分の欲しいサイズ・仕様などを各項目から選べるMyフィギュアケース作成を多くの方にご利用いただいています。

 

このサービスでは、計13の項目にそれぞれ必要な内容を選んでいくことで簡単にケースの価格が見積もれるものとなっていますが、その結果が高額なケースとなる場合には別途ヨメテラスに直接ケースのご依頼に関するご相談などをいただく場合も多々有ります。

 

これはやはり高額になるこだわりのケースということで、お客様自らが少しでもわからない部分やより良いものを納得して購入したいという意向から当然のものだと思います。

そこでもちろんヨメテラスでは担当のテクニカルアドバイザーを介し、そうしたお客様から寄せられるお悩み・ご相談などに丁寧かつ親身にお応えしています。

 

今回は先日製作させていただいた、「PLAY ARTS改 クラウドストライフ & ハーディ=デイトナ」用のケースを、ご依頼時のお客様とのやりとりQ&Aのようなカタチにし併せてご紹介させていただきたいと思います。

 

※こちらは実際に完成したケースを設置したお客様宅での撮影したものです。

 

 

【Myフィギュアケース作成からご注文前のご質問】

まずお客様よりMyフィギュアケース作成ご注文したいという旨のご連絡をいただき、その上で事前にいくつかご質問があるという内容にアクリルマイスターからご返答をさせていただきました。

 

お客様からの事前にお伝えいただいた情報

  • ケース設置場所のサイズ:幅450mm 奥行420mm

  • フィギュアのサイズ:幅430mm 奥行160mm 高さ270mm 重量2.1kg

  • 想定しているケースサイズ;幅440mm 奥行410mm 高さ400mm

  • フィギュアの配置に関して:スペース的にケース内に対角線になるように配置

※お客様より事前に共有していただいた実際の設置箇所のお写真。

 

Q1. ケースの高さについて
 

ーーフィギュアの全高が270mmなのですが、上にダウンライトをつける際のオススメのケースの高さはありますか?

 

A. ダウンライトを付ける場合、ライトとフィギュア頭頂部までの距離を約150mm~250mm空けることをお勧めしております。理由としては、この距離が近いと頭頂部付近の反射が強く出てしまい綺麗に見えなくなってしまうからです。

フィギュアの高さ270mmの場合ですと、ケースの高さは420~520mmが望ましいと思われます。ケース内の高さに余裕を持たせることでゆったりとした空間演出になり、まるで美術館のような高級感を出すことも可能です。逆に高さに余裕がないとどこか窮屈でせっかくのフィギュアに圧迫感を与えてしまうこともあります。

 

 

 

Q2. ケースの厚みについて
 

ーーケースの厚みは3t(mm)で考えていますが、お伝えしたケースの内容的に強度の問題はありますか?また、見た目も含めオススメの厚さがあれば教えてください。

 

A. 強度の観点としては厚みは3mmでも問題ないです。

3mmと5mmのアクリルの厚さによる見た目の印象としては、3mmは薄く繊細なイメージ、5mmは重厚で高級なイメージになりますので、お好みで選ばれると良いかと思います。(それぞれもたれる印象は人によって多少異なるかとは思いますが)

 

 

 

Q3. 台座の厚みについて

ーーケース同様こちらも厚さ3t(mm)で考えていますが、こちらも強度的に問題はないでしょうか?

 

A. フィギュアの重量が2.1kgとそこそこに重たいので、可能であれば台座裏側の補強をしておくと安心かつ安全です。(ご希望の際には注文の際に別途台座裏側補強希望とご記入ください。)

 

 

 

Q4. 背面について

ーー背面は黒マットを考えていますが、フィギュア自体が全体的に黒いので背面に埋もれて映えにくくならないか心配ですが、何かオススメの背面などあれば教えてください。

 

A. Myフィギュアケース作成では現状「ダウンライト」選択の際には、背面には「黒マット」or「黒ツヤ」のみのご選択となってしまいます。仰るようにフィギュアと背面が同系色の場合、主役のフィギュアが目立ちにくくなる可能性もあります。ただ高演色性ダウンライトによって照らされた際フィギュア自体のディテールが十分に照らし出されるのと、FF7の世界観とクラウドというキャラクターの持つイメージから、背面は黒マットでも問題ないかと思います。

もちろん別途白などのカラーアクリルを、背面サイズに併せフリーカットしたものを別途取り付けるといった対応も可能です。

 

 

Q5. 台座面のついて

ーー背面同様、こちらもオススメのものがあれば教えてください。

 

A. こちらも背面同様に、今回飾るFF7のクラウドという世界観とキャラクター性から黒をベースにしたもので問題ないかと思います。

 

 

 

Q6. その他オススメのサイズ・仕様など

ーーもしお伝えした設置場所以外に、このフィギュアへのオススメのケースサイズや仕様などあれば教えてください。

 

A. 仕様としては別途「ケンドン式扉」なども併せてご紹介させていただければと思います。フィギュアの出し入れが容易になるのと、写真撮影の際など背景の映り込みもなく可能となります。その代わり取手などがつく分、正面からの見た目が若干損なわれるという点と、追加のコストが発生してしまうというデメリットがあります。

 

 

これらご質問を経て、お客様より実際にMyフィギュアケース作成からケースのオーダーをいただきました。

 

完成したケースをお客様からいただいた写真でご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

つづいて、お客様からケース到着後のご感想もいただきましたのでご紹介いたします。

 

「無事、フィギュアケースが届きましたので、メールさせていただきました。

 

まず届いた荷物を見た瞬間、想像より大きくて驚きました。しかし、段ボール内の梱包を見て納得がいきました。なぜなら、私がこれまで見てきた中で、ダントツ一番で梱包が丁寧にされていたからです。

 

フィギュアケースについてですが、高さはアドバイスどおりに、フィギュアの高さ+15cmにしたことで天井高となり圧迫感もなく、フィギュアとのバランスが良かったです。

 

背面、台座面の素材ですが、ともに「黒マット」としたことで、ダウンライトによる陰影もしっかり出ており、高級感がある空間となりました。

 

また、同梱いただいたネームプレートも使わせてもらいました。

大変満足いくものを作っていただき感謝しております。

 

また機会がありましたら、利用させていただきます。ありがとうございました。」

 

PS.

設置場所に対して、ギリギリのサイズ発注したため設置できるか不安だったのですが、添付写真とおり完璧でした。

 

 

このようにヨメテラスでは、お客様1人1人に対して徹底的にご納得いただけるよう尽力してご対応させていただいています。

その結果、お客様もご満足いただけるお買い物をしていただけるようになりました。

 

Myフィギュアケース作成メニューでは、それぞれの項目にヒントとしてアドバイス内容も記載されていますが、分かりづらかったりもっと知りたいといった場合にはお気軽にご連絡いただければ、今回ご紹介したように1つ1つ丁寧にお応えさせていただきます。

 

 

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