ヨメテラスの卓上ケース試作1号機 | フィギュアケースメーカーヨメテラス公式ブログ

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卓上ケース試作1号機

 

先月イベント展示の際行ったアンケート型企画において、キャビネットに同じくらいにその需要の可能性を感じたのが「卓上ケース」です。

 

最近はもっぱらキャビネットの試作・開発がメインになっていますが、今回はもう1つの可能性である卓上ケースについて触れていきます。

 

この試作1号機を筆者の自宅にて実際に約1週間ほど実際に使用してみた感想も交えつつ、その内容などご紹介したいと思います。

 

【ヨメテラス製卓上ケース試作1号機】

 

今回試作1号機として製作した卓上ケースのサイズ・仕様は以下の通りです

 

サイズ:幅150mm 奥行き100mm 高さ300mm(台座50mm込み)

仕様:透明アクリル3mm厚、薄型ダウンライト1灯、電源USB供給

 

PCデスク周辺への設置を目的としたスリムなサイズ感とシンプルな仕様。

サイズとしては主に1/12スケールなど7インチクラスの小さなフィギュアなどのお気に入りを1体、いつでも鑑賞しながらデスク上で作業ができるというものを目指しています。

※試作品のため一部キズなどありますのでご了承ください。


 

 

 

ダウンライトは上に1灯だけ

接着部が丸出し状態だとさすがにみすぼらしいので、この部分は従来のヨメテラスケースのように黒アクリルのボックス型の蓋機構を設けた方が良さそうですね。

 

 

 

ライトの光量は十分で日中のデスク上でも十分に目立ちます。

暗い室内であれば明るいくらいでフィギュアのディテールなどしっかりと鑑賞可能です。

 

 

 

 

デスク上でもフィギュアの目線を上にもっていけるように台座は50mmの高さを設定。

この辺のサイズ感は好みがあると思いますが、50mmという高さは割りとちょうどいいと個人的には感じました。

もしくはあえて思いっきり高くしてみるのもアリかもしれません。

 

 

 

 

 

PCサイドに置くとこのように。

 

デスク上においても圧迫感のないように全て透明アクリルで製作という少し変わった試みでしたが、意外にもこれはアリかなとこの一週間使ってみて感じました。

 

 

電源はUSBから供給するタイプ

USB供給の難点としては通常電源よりもパワーが劣ってしまうという点がありますが、先ほどもお伝えした通りデスク上での使用であればUSBからの電源供給でも十分な光量が得られます。

 

 

全て透明アクリルとうこともあり配線周りは少し目立つでしょうか・・・

ダウンライトコードとUSBコネクタなど少し雑多なので、

 

 

例えば卓上カレンダーなど何かしらのアイテムで隠してしまう、というのがシンプルだけど効果的かもしれません。

 

 

配線の長さとしては十分なのでPCサイドでなくても少し離れた場所でも設置可能です。

もちろんUSBが挿せばデスク上でなくても良いので使い勝手は色々とありそうですね。

 

 

今回はサンプルとしてfigmaのガッツを使用しましたが、これは1/12サイズのフィギュアの中でもスタンド付きのフィギュアとなっています。

このようにスタンド付きであれば全然問題なく自立して飾れますが、スタンドがないフィギュアなどは飾ったあとでケース内で倒れてしまうという問題もあるかもしれません。

 

そういった場合も想定して台座面にはなにかした転倒防止の仕組みなども盛り込みたいですね。

この辺も先日の俺コミイベント内のアンケートから強く感じた部分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

まだ試作1号機なのでこの後さらにブラッシュアップしていく予定ですが、今のところ変更しようと思っている部分が、

 

・ダウンライトの接着部分をいつもの仕様にする

・台座面のフィギュア転倒防止の仕組み

 

この2点は是非改善したいと思っています。

サイズに関してはかなりスリムで悪くないと思いますが、もう少し高さを抑えても良いかなとも感じます。

全て透明アクリルというのも斬新ですが使ってみると意外に悪くなかったですね。

 

もしこのブログを読んでくださっている方の中で、この卓上ケースに興味を持たれた方がいらっしゃったら是非ともご要望やアイデアなど大募集していますので、お気軽にコメントなどしていただけると嬉しいです!