<主な登場人物>
私:キャロル
ダンナ:クリス
義母:ボス猿(通称ボス)
義父:KY
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現在ダンナと2人でタイに滞在中~☆
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受話器の向こうからダンナに怒鳴るボスの声を聞いて、昼寝していた義父が起きて来た。
それまでは姪の結婚式を巡って言い争いをしていたボスとダンナ。
なのにだ。
「だいたい私の誕生日も結婚記念日も会いに来なかったじゃない!」
そりゃあ、だってワザと海外に逃避行したんでw
「母さんだって僕らの結婚20周年の時に、お祝いの言葉すら言わなかったじゃないか!」
偉いぞダンナ!
そしたらそう言われることを予測していたのか義母が吐き捨てるように即答した。
「フン!20年なんて私とお父さんの(結婚期間)に比べたら何でもないわ!」
最近つくづく思う。
老婆の皮を被った性格の悪い4歳児と話しているようだ
すると途中から義父も参戦して来て言った。
「お前の話し方は母さんを見下している!」
「そんなんじゃ、もう電話してくる意味はない!!」
KYいつものごとく意味不明。
だいたいなんでいつもダンナから電話しないといけないんだ。
「そうよ!あなたがキャロルに対して立ち上がらないからこうなるのよ!」
「キャロルが本当に態度を改めるって言うんなら、まずはあなた達の家に私達を泊めさせなさい!」
「民泊不可なんてルール絶対信じないんだから!」
「親を泊めさせないなんて聞いたことないわ、全く!」
義母が信じようが信じまいが、私達が住んでいるマンションには色々と厳しいルールがある。
その一つが民泊厳禁。
家族だろうが友達だろうが、マンションの持ち主と一緒の滞在しか認められていないのだ。
なのに私達が海外へ行っている間に泊まろうとして合鍵を要求する義母。
・・・・・・・。
その夢は一生あきらめて下さい
命拾いしたわw
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