「妹の言うことを聞いてれば間違いないわ。」

 

 

と義母がほめてからどんどん図に乗る義妹。

 

 

あたかも「私は何でも知ってる」かのような態度を取り始めた。

 

 

それでも私とダンナは見て見ぬフリをしていたのだが、

 

 

いよいよ義父の退院する日が見えてきた時、

 

 

事件は起きた。

 

 

入院生活で筋肉の落ちた義父に、

 

 

お見舞いの度に少し補助しながら歩かせていたダンナ。

 

 

KYもさすがに同意し、回復の兆しを見せ始めていた矢先のこと。

 

 

義妹とボス、私とダンナで時間差のお見舞いをしていたのだが、

 

 

義妹とボスが帰る時タイミング悪く義父が立ち上がろうとした。

 

 

いつもは彼らが帰った後でリハビリをしていたことを、

 

 

義母には話していたのだが義妹つゆ知らず。

 

 

深く考えていなかったダンナが

 

 

サッと義父が歩くのを手伝おうとすると、

 

 

「ちょ、ちょっと!何やってんのよ!!」

 

 

「ダメよ、お父さんを歩かせちゃ!!」

 

 

阻止しようとする義妹。

 

 

・・・・・・・汗

 

 

 

 

ついにダンナがキレた。

どうも寝たきりにしたいらしい。

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