義妹の結婚式に行く途中で、
「早く叔父さんの家に行かないと日が暮れる。」
と言って反対していた義父だが、
車に戻る時になって突然姿を消してしまった。
ダンナは今来た道を走って見に行ってしまったので、
ボスと車に戻ることに。
車の中では義妹の結婚式の事や、
例によって姪の自慢話を聞かされた。
しばらくするとボス、
「それにしても遅いわねぇ・・・」
30分しても戻ってこない義父とダンナに気づいたようだ。
「だいたいお父さんが早く叔父さんの家に行きたいって言ってたのに!」
眉間にしわを寄せている。
ボスの顔が曇って来た。とうとう、
「こんなの馬鹿げてるわ!」
「ちょっと見てくるからっ!!」
と車から降りてしまった。
どんだけ待たされるのか分からないのに、
暑い外に出る気はしなかった。
車の中から様子を見ていると、
義母が数歩あるいたところにKY義父とダンナが一緒に歩いてきた。
KYは急ぐ様子もなく下を向いてゆっくりゆっくり歩いている。
それに仕方なく合わせて歩くダンナ。
「お待たせ~」
でも、
「待たせてゴメン」
でもなく、何事も無かったかのように車に乗り込むKY。
義父の中でまた、誰にも理解できないKY頑固魂が出現したようだ。
後でダンナに訊くと、
「駐車場と反対方向に歩いてたよ。」
「えっ、迷っちゃったの?」
「いや、もっとビーチ沿いを歩きたかったからだってさ!」
・・・・・・・。
あんなに反対してたのに?
この後、義父のKYはさらに加速します・・・
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