行く前からゴタゴタした箱根ドライブ。
案の定、当日朝から不機嫌な義母。
行きの車中でも、ムスッとして口を聞かない。
そんな義母をよそに、ダンナとKY義父はドライブを楽しんでいる様子。
ダンナが運転、私は助手席、義母は私のちょうど後ろに座っていた。
道は空いててスムーズに走る。
周りの景色も変り、そろそろ到着地点が近付いてきた頃。
KYキング・義父が義母の怒りをあおるような一言を
「全然渋滞してなかったね」
「ほんと、ほんと。キャロルの言う事合ってたね。」
ダンナはわざとこう答えた。
何も言う言葉が見つからない義母は、私に八つ当たり開始
カーナビが間違ったルートを示し、ちょっと道に迷った時。
私が目的地の入力をしていたからか、
「ちょっと!誰のせいで迷ったの?!」
「誰のせいでもないよ。カーナビのせいかな?」
と私をかばうダンナ。
「そっ、てっきり入力ミスかと思ったわ!」
私を責める事に失敗した義母は、またムスッとする。
それからの観光は、いつミスを探し出して責められるんじゃないかと
おちおちしていられなかった。
ダンナに任せた。
結局ドライブを楽しむどころか、一日中ムスッとしていたボス猿 義母。
前日も頭に来すぎてよく眠れなかったらしい。
そのせいもあってか、帰りの車中で高いびきをかいて寝始めた。
ゴォ~、グォ~~
緊張の糸が解れ、疲れがどっと押し寄せてきた。
そこにいる全員がしばし寡黙になる。
すると突然寝ていたはずの義母が、
「キャロル、今あなた寝てたでしょ!!」
と後ろから助手席のヘッドレストを掴んで怒鳴ってきた。
「いえ、寝てませんよ。ボーッっとしてただけです。」
「いや寝てたわよ!目閉じてたじゃない!!」
だったら何なのとツッコミたくなったが、そこは我慢。
するとすかさずダンナが、
「寝てたのは母さんじゃないか。」
「寝てないわよ!」
「だって、いびきかいてたよ。」
「寝てないって言ってんでしょ!!」
「いや、いびきかいてたよ。」
と、めずらしく義父も参加して義母に言った。
私は明らかに義母のターゲットになっていたので、
黙って笑いをこらえるのに必死だった。
口にジッパーっと・・・・・・・。
義母のいびき録音しとけば良かったな。
八つ当たりは帰宅した後、さらにエスカレート!→続く
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