他州にいる義妹宅に滞在中も、毎日ダンナに電話してくる義母
「(義妹に)炊飯器のお金請求したでしょ?」
「彼女には予想外の金額よね。かわいそうに。」
「私が前もってクリスに金額を聞いておけばよかったんだわ。」
「私のせいね。」
と、なぜか義妹をかばう義母。
「だいたいあの子は一年に2回くらいしかお米炊かないのに。」
じゃあ、なんで頼んだんだ?
そう、義母はいつもこの調子で義妹を甘やかすのだ。
2週間後、私達はゴールドコーストに戻ってきた義両親に会うため義家へ行った。
もちろん預かっている義妹の炊飯器代金も返してもらうつもりで。
しかし、いつまでたっても返してくれる気配がない。
しびれを切らしたダンナが、
「ちょっと話があるんだけど・・・」
と言いにくそうに切り出す。
すると話の内容を察した義母が急に、
「あっ、ショッピングセンターに行かなくっちゃ!」
と出掛けようとした
「すぐ済む話だから。」
義母の腕をつかみ、引き止めるダンナ。
「何よ?急がないとお店が閉まっちゃうじゃない。」
「いいから、ちょっと座ってよ。」
と義母をソファに座らせる。
「(義妹から)預かってるでしょ、炊飯器のお金。」
するとムスッとしたまま財布から200ドルを取り出しダンナに渡した。
そして首を横に振りながら、
「200ドルもするなんて思ってなかったみたい。」
「ホントかわいそうな事したわ~」
とため息まじりに言ってきた。
何気にそのまま立ち去ろうとする義母にすかさずダンナが、
「で、お母さんの分のお金は?」
「何のお金よ?!」
「炊飯器だよ!」
一気に挙動不審になる義母。 ←ちょっと面白かった
「あっ、え、えーっと、あれはクリスマスにプレゼントで返す約束じゃ・・・」
「でも去年のクリスマス、何にもくれなかったじゃないか。」
すかさず突っ込むダンナ。
「それに海外引越しで、まだいろいろと買わなきゃいけない物もあるし。」
「一体何が必要なの?!」
なんでイチイチ言わなくちゃならないんだ?
日本からコンテナーを沢山送ったから、もう何も要らないだろという意味らしい。
「キッチン周りのものとか。」
するとハァ~とため息をついて、渋々払ってくれた。
ついに義母からも200ドル回収成功!
と、喜んでいたのも束の間だった。
この後、事あるごとに嫌味を言われるハメになったことは言うまでもない。
・・・・・・・。
これからは前金でお願いします。
言わなきゃ義妹のお金も横取りつもりだったのかい?
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