早いもので今年ももうすぐ終わり。
皆さんにとってどんな一年だっただろうか?
私はオーストラリアに移住という大イベントの年だったが、
移住後3ヶ月で義両親と大バトルという散々な結果に終わってしまった。
以前記事にもしたマルチミリオネアーのキャシーを覚えているだろうか?
ちょうど今から1年前の12月、御主人のレンが癌で亡くなった。
最愛の人を失った悲しみから立ち直るのは容易な事ではないが、
少しづつ元気を取り戻しつつあるキャシー。
来年早々に私達のマンションに遊びに来る予定だ。
金婚式は結婚50周年を祝うパーティーだが、
キャシーの御主人は、自分達の金婚式を祝う前に亡くなってしまった。
このような状況なのに、何を勘違いしたのか彼女を招待した義母。
同じマンションに住んでいるということもあり、断り辛いキャシー。
「来ればきっと気が晴れるから。」
と、半ば義母に強制されるように出席することに。
しかし、このアイディアが全くの逆効果だった。
会場は義両親の50周年お祝いムード満々。
50周年おめでとうの印刷がされた風船やリボンが、
パーティーを華やかに演出している
出席した義両親の友人からは、花やプレゼントが山積みになっていた。
私はキャシーのことが気になって仕方なかった。
これは酷だろ
出来るだけ一緒にいるようにしたが、なんせ50人以上の招待客。
いろんな人に話しかけられ、そうばかりもしていられない。
ふとキャシーの方を見ると、テーブルの端っこでポツンと寂しそうに外を眺めている。
パーティーも終盤に差し掛かった頃、とうとう帰ると言い出すキャシー。
義母には、
「腰が痛くなってきたから。」
と言っていたが、いたたまれなくなったのだろう。
すると義母が私に、
「じゃあキャロル、一緒にマンションに戻ってマッサージしてあげて!」
それは構わないが、一緒に帰ろうとしたダンナに、
「クリスはココにいて!私の金婚式なんだから。」
またもや義母のワガママ&差別炸裂。
ダンナには「家族」だからいて欲しくて、私はどーでもいいってことか。
・・・・・・・。
思いやりのない人達のことは年忘れ。
皆様よいお年を
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