オーストラリアには’ミジー’と呼ばれるサンドフライが生息する。
水辺を好み、その名のとおり砂の中から出てくるらしい。
画像はかなり拡大したもので、実際は肉眼ではほとんど見えないくらい小さい。
蚊と同じように血を吸うのだが、かゆみの出方がちょと違う。
一日経ったくらいからモーレツに痒みだし、
夜かゆくて目が覚めることも。
さらにそのしつこさは尋常ではなく、刺された所が跡になってもまだ痒む。
だいたい大量発生するので、刺されるときは6~7箇所同時にやられる。
ミジーは日光を嫌い、夕方から朝にかけて発生する。
義両親の住むマンションの周りにも、ミジーが発生する。
蚊に刺されやすい私は、ミジーにも刺されやすい。
だから義両親のマンションに行くときは、夕方以降外に出ないように気をつけている。
その日は夕方から車で出掛けることに。
ミジーはどういうわけか建物の中に入って来ないのが良い。
予め義父に地下駐車場で車に乗り込んでから、出掛けたいとリクエストしておいた。
なのにミジーに刺され易いのを知ってて、わざと嫌がらせのつもりか、
わざわざ車を外の駐車場に停めてきた義父
玄関から車まで約50m。
仕方ないので車まで走っていき、早くドアを開けてもらうように促す。
すると義父、わざとのろのろと歩きながら
「ミジーなんていないよ。」
キィーーーーーッ!!!絶対いるっ
ダンナが義父に車のキーを貸してと言っても、
「キャロルは大げさなんだよ。」
とバカにしたようにダンナに話しながら、キーは渡さずゆっくりと車に向かって来た。
あの痒みを思い出しただけで、発狂しそうになる。
待ってる間に刺されたらたまらない。
あまりにも義父がのろのろしているので、その場で手を振り、足踏みしながら待った。
車のドアが開くなり急いで乗り込む。
幸い刺されなくて済んだようだ。 ホッ
「あつ、刺された!」
義父を睨みつけながら義母が言った。
見ると義母の左ほっぺたのど真ん中が、赤くふくらんでいた。
急に挙動不審になる義父。
その後、義父が義母から責め立てられたのは言うまでもない。
クククッ・・・・・・・。
私に嫌がらせした天罰じゃ!
しかもほっぺのド真ん中。日の丸みたい!
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