結婚して初めて義両親の家に泊まったときの事。
行く前からバスタオルはあるから、持って来る必要はないと言われていた。
確かにスーツケースの中でバスタオルはけっこうかさばる。
義両親宅に着くと、ザッと部屋とバスルームの説明をされた。
そして２枚のバスタオルを渡された。
が・・・・、
ボロ雑巾のようなバスタオルに目が点
ダンナ曰く、彼が子供の頃から使っているタオルらしい。
「それじゃあ想い出が詰まってて捨てられないよね～。」
とでも言うべきか？
冗談ぬきで使い古し過ぎて薄ーくなってるし、所々穴まで開いている。
やっぱり雑巾にするべきだ。
そういえば義母が日本に来た時に、ラルフローレンのバスタオルを何枚かあげたな。
きっとどこかにあるはず。
タオルがある棚を開けてみると、新しくてフワフワのバスタオルが沢山あるではないか。
私があげたタオル達も、きれいにたたんで積み重ねてあった。
なのに、なんでわざわざボロ雑巾みたいなタオルを貸すかなー
ケチ？それとも嫌がらせ？？
その何年か後に、ケチだからということが判明した。
義父が同じボロ雑巾タオルで口を拭いたらしく、口の周りにティッシュみたくタオルの残骸がくっついていた。
話は元に戻る。
フワフワのタオル達を見つけたものの、ボスから与えられたものを使わないとヒドイ目に遭う
仕方なく、ボロ雑巾タオルを使う事に。
シャワーを浴びて体を拭こうとしたら、何か臭う。
何の臭いだ？
汗が乾いたような臭い？
洗ってない臭い？
あまりの臭いに耐え切れず、結局棚からきれいなタオルを拝借。
しかし
これも臭い。なんで？
他のもいくつかチェックすると全部臭い・・・
まさか全部洗ってないなんてことは、ないだろう？（と信じたい。）
とにかく臭いタオルは気持ちが悪くて使えないので、バスタオルを買いに出掛けた。
戻ると義母が、
「使ったバスタオルがあったら、これ使って干して。」
と、バルコニーにある物干しスタンドを指差した↓
すでに何枚かのバスタオルが干してある。
「日光消毒するから。」
その言葉が気になった私は義母に尋ねてみた。
「バスタオルはいつ洗うんですか？」
「えっ、洗う必要ないでしょ？」
聞いた私が間違ってた・・・
「だって水を拭くだけじゃない。乾かして日光消毒すれば清潔だから、心配する必要ないわ。」
それを聞いて、また即効バスタオルを買い足したことは言うまでもない。
・・・・・・・。
お義母さん、お義父さんの水虫治らないの、タオルが原因って知ってました？
足はもちろん手の水虫も。握手したくねー
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