義母は貧乏なフリが得意である。
今彼らが住んでいるマンションは、住民のほとんどがアーリーリタイアメントした人だ。
といっても高齢者が多い。
義父も50代でアーリーリタイアしている。
しかし義母は貧乏なフリが得意なので、普段から同じマンションの住民にもっともらしい話をしている。
「年金暮らしだからギリギリで大変!」
同じマンションの住民が新しい服を着ていたら、
「素敵~、私なんてもう何年も洋服を買ってない。」←真っ赤なウソ
するといらなくなったブランドもののバッグや洋服をくれるという仕組み。
これホント。
隣人が豪華客船で世界一周旅行に出掛ければ、
「うらやましいわ~。私には夢のまた夢、そんなお金ないものね。」
そう言うときの義母の表情豊かなこと!
アカデミー賞ものだ
もっとヒドイのは、子供の教育費のことを持ち出す事。
「子供達にホントお金掛かったのよ~」
「大学の費用も出したし・・・」
ダンナに真偽のほどを確かめると、
「でも高校卒業までずっと公立だったから、タダだよ。」
「大学の費用って、授業料は全部自分で貯めて払ったんだけど・・・。」
「両親が払ってくれたのは、大学のテキスト代の一部だけ。それも誕生日プレゼントの代わりにね。」
もし「養育費節約コンテスト」なるものがあったら、間違いなく義母は最優秀賞だ
それでも未だに私に言ってくる。
「クリスにはホントお金掛かったのよ~。」
「だから私達は今、かつかつで大変~。」
「オーストラリアではね、お互い助け合うのよ~。」
その後義父が、
「Have to help oldies (年寄りを助けなさい)」←歌う様に
と必ず合唱してくるのが、さらにウザイ。
オーストラリアン → オジ-
モスキート → モジー
サングラス → サニー
バーベキュー → バービー
Old people (オールド ピープル) → Oldies (オールディーズ)
なんでも伸ばせばいいってもんじゃない
義母が私達夫婦に金銭援助させようとプレッシャー掛けているのは見え見えだが、
「へぇ~、そうなんですね~」
とポーカーフェイスで答えるようにしている。
すると次から次からパターンを変えて、昔、近所の人や友達を援助した話などが出てくる、出てくる。
それらもダンナに聞くと、かなり話の内容が脚色されているようだが。
そして必ず最後に、
「オーストラリアではね、お互い助け合うのよ~。」
「Have to help oldies」←歌うように
・・・・・・・イラッ。
お義母さん、ところでいつ私のこと助けてくれましたっけ?
私はいっつも助けてるんですが。
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