ず~と、バタバタしていたので、久しぶりにショートステイ明けのヨメをお迎いに。


車を置いて、施設に入ろうとしたら、ちょうどお気にのぴょんちゃんが出てきた。

”こんにちわ~”といつもの感じで声を掛けたが、
ぴょんちゃんは、”こんにちわ”と暗い、小さな声で返事。
その元気の無さに心配になり、
”あれ。何かありましたか?”
ちょっと、沈黙があって、顔を見ると涙がひとすじ。


”担当のおじいちゃんが昨日の夜勤中に急に亡くなって。”
もう泣き声になって。
”もっと何か出来る事が無かったかなと思ってて。”
”そのおじいちゃんの面影がなんとなく、私のおじいちゃんと重なってたので。”と、大泣き。

”う~ん。天寿だったんじゃないかな。貴女は出来るだけの事をやったんだと思うよ”
ちょっと無責任で、なぐさめになっているのか?と思いつつ。
まだ、お迎えの時間に余裕があったから、近くの駅まで送る事にした。

”今日は、時間が無いけど、また今度、お食事でもどうですか?”
”ありがとうございます。お酒好きなんで、ぜひ。”と少し声が明るくなった。