5月29日。

朝、9時半に目黒の叔母の家を出ました。
人形町で携帯を解約をして、箱崎からリムジンに乗って成田へ。

ついにやってきました。韓国に。ソウルに。キムチの国に!

旅行でなく、移住であります。


日本の住まいがなくなり、
住民票もなくなり、
健康保険も失い、
日本の携帯電話も解約。
おまけに仕事もあきらめて。

寂しすぎる・・・・。

「いつでも東京に戻って来ていいんだから、鍵は持って行きなさい!」
出掛けに鍵を返そうとした私に、叔母が言ってくれました。
叔母のお家の鍵を持っていられることは、
また帰ってこれる、という安心感を与えられた気持ちでした。
もちろん実家はあるけれど、長年住み慣れた場所ですからね。


成田では、私を見送ってくれるために、
コリアンエアーのカウンターのところで、
師匠とHさんが待っていてくれました。

ありがたいことです。
ギリギリまでみんなでおしゃべりしながらお茶して、
出発ゲートで私が見えなくなるまで、
お見送りしてくださいました。

ここまでは、笑顔でいたのだけど、
飛行機が動き出したとたん、涙がこぼれてしまいました。

やっぱり、生活するのは日本が一番ですから。


インチョン空港では、夫と義妹夫婦が出迎えてくれました。

正直、夫と久しぶりに会えたうれしさより、
住み慣れた場所を離れ、とうとう来ちゃったんだ・・・
という思いで胸がいっぱいになって、わっと泣きついてしまい、
義妹夫妻を驚かせてしまいました。


長くなってしまったので、今日はこの辺で。

おやすみなさい。