5月だっけか、血液検査でB型肝炎ウィルスが陽性だって結果が出て、そりゃもうブルーだった。
B型肝炎が発症していたわけではないにせよ、そのリスクとかいろいろ、頭の中を巡りに巡った、巡りまくった。
で、今回、7月下旬の血液検査。
当然、主治医からはB型肝炎ウィルスの話が出るだろうと思っていたけど、一向に出ない。
それで、こっちから聞いてみた。
・・・と。
主治医、PC画面で5月の血液検査の結果を開いて、「あ、これは心配ないよ」とのこと。
・・・ん?
「これは、過去にB型肝炎に感染したことがあるっていうことを示す数値で、こっちが(別のところ)が陰性だから今は問題ない」ということらしい。
続けて主治医、「恐らくあれでしょ、子供の頃の集団予防接種の注射針の使いまわしで感染したものじゃないかな。でも、それはちゃんとあなたの中で(ウィルスが)死滅されて処理されているから問題ないってことだから」と笑顔。
あー、良かった。本当に良かった。良かったよーーーー!
そもそも、そのことに関して主治医とは話をしておらず、「次の検査の結果次第で・・」と思っていたところ。
あー、もっと早く確認していれば、中途半端に重い気持ちで過ごすこともなかったのに。
・・・と思いつつ。
でも、そういう気持ちを体感できたのは、私にとって良かったのだと思う。
どんな心境で・・・、ものすごい孤独感と・・、こんなに不安な気持ちになるんだ、って知ることができたし・・。
簡単に感染るものではないってことも学んだし。
何より、夫や子どもたちやその連れ合いの温かくて優しい反応は、私にとって大きな支えになったし、これからの人生でもそれは忘れることはないと思う。
何にせよ、良かった。
でも、私は「良かった」って思える結果だったけど、そうじゃない人もいるわけで。
気持ちを量ることはできないけど、忘れちゃいけない。
忘れちゃいけない。
「良かった」で終わらせてはいけない。