先日、無断で就職先にHIV感染を伝えられた看護士の方が
病院と就職先を訴えたというケースがありました。

詳細については分かりませんが
無断で、というのはひどいですね。

ガイドラインなどでは、HIV感染した医療従事者が
患者と接してはならないようなことは書いてありませんので
過剰反応ですし、訴えるだけの理由があると思います。


ただ、以前、私の友人が言っていたんですが
確か歯科医師か歯学部の学生が、HIV感染で
退職か退学を強要されたケースについて

「患者側からは、どんなに安全でも怖いというイメージがある」

と言っていたのを思い出して
今回の件について、どうしてこういうことが起こったのか
分かった気がしました。

ただ、医療従事者の血液(HIV感染)が
患者にかかった、患者の器官に入ったというケースは
まず報告もないですし、マスクや医療服を着ている状態だと
極めて少ないんじゃないでしょうか。


医療の話ではないですが、例えば
プロレスラーとか、そういう頻繁に流血した上で
体の接触がある場合だと、退職を強要するのは
合理性があるような気がしますが・・・