飲食店嫁のサードプレイスを作っています。

 

前回のブログで

飲食店嫁の副業がなぜ必要か?

についてお伝えしました。

 

お店の売上の減少、

対策には

① 売り上げをあげる

② 経費節減

③ 嫁が副業で家計を補填

 

というお話をしました。

 

順序が逆ではありますが、

《嫁の副業》が一番やりやすいのです。

 

それは自分自身でコントロールできるからです。

 

自分が一番情熱を持ってできることは

続けられるし、

 

多少困難があっても乗り越えられます。

 

他人が決めたことは

本当に理解ができることも難しく

途中でやめたくなることもあります。

 

そして「自分で決めてしまえば、進むことが出来る」というのも

あります。

 

 

始めよう!と決めたら

できるんです。

 

 

今すぐには無理でも

少し考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

食の仕事はとても多いです。

 

では、何をしたらよいの?

と迷ってしまいますよね。

 

調理関係

栄養関係

食のビジネスに携わったり

商品企画などもあります。

 

今はお店でも「専門店」が強くなっています。

 

 

専門店

専門家

 

わかりやすいし、信頼できそうですよね。

 

おすすめするのは

ずばり、

専門分野に特化した職種です。

 

 

例えば私はフランス料理店を旦那さんと経営しています。

 

私はフランス料理をすべて作ることはできません。

 

 

でも、

天然酵母から自分でおこし、

フランスと同じ製法でパンを焼くことはできます。

 

パティシエをしていた人ならもちろん

その分野で育児をしながら活躍することは可能でしょう。

 

 

でも、そこまでやったことが無い時は?

 

 

好きな分野に特化しましょう。

 

 

たとえば

タルト専門、

チーズケーキ専門、

カヌレ専門

マカロン専門など

 

数えきれないほど専門家として

活躍できる場があります。

 

 

カヌレ専門なら

カヌレを作って販売するのもいいし、

 

カヌレ作りを教えるのもいい。

 

カヌレの商品開発をしてもいいし

カヌレはフランスのボルドー地区発祥なので

ボルドー地方のワインと合わせたり

地域を絡めた食文化の啓蒙活動をしてもいいと思います。

 

では、カヌレで副業をしていくとしましょう。

 

 

カヌレ作りを友人に教えてみましょう。

 

 

始めは一対一で構いません。

 

徐々に人数を増やしていきましょう。

 

 

受講料も材料費だけとか

無しでもいいと思います。

 

 

そして、「感想」をもらいます。

 

 

大切なのは「感想」をもらうことです。

 

 

その感想は「お客様の声」となります。

 

良いところはブラッシュアップし

変更した方がいいところは変更、修正する。

 

そしてどんどん

自分の講座を育てていきましょう。

 

次は

「講座やります!」と

友人以外の人にどんどん伝えていきます。

 

ちらしをつくってもいいし

ネットやSNSで募集してもいいです。

 

 

なぜ、講座をおすすめするのか?

というと

講座講師は資格も免許も不要だからです。

 

 

飲食店開業はお金や時間がかかります。

 

 

でも講師業は

営業許可証もいらないし、

免許もいりません。

 

 

情熱と少しの知識があれば

お金になってしまうのです。

 

「決めてしまう」とできてしまうのも講師業。

 

 

私自身もお店をやりながら

どれだけの人数を教えることができるか?

 

という挑戦をしたことがありました。

 

 

半年で延べ人数

300人ほどに教えたことがありました。

 

 

やればできるんです。

 

 

当時講師業のコツを聞いたことがありました。

 

 

その方は

健康に関することは全く興味なく

体操などもしたことがありませんでした。

 

 

当時セミナー業をされていたのですが、

ひょんな事から

ビジネスマンが日常できる簡単な体操を入れた

セミナーをやって欲しいと頼まれ、

 

あわてて本屋へ直行。

 

そこで3冊ほど中高年ビジネスマンができそうな

体操の本を購入し

その中で言っている同じ知識を言いながら

 

体操を教えました。

 

 

ここで大切なのは

 

「体験」をさせることだそうです。

 

 

人は自分だけでやるより

一緒に体験としてみんなで体操をすることで

より覚えます。

 

そして、話だけではなく

体験してもらうことで

教える人の株があがり、『専門家』としての地位が確立されるそうです。

 

さらに満足度も「体験」があるのとないのとでは

体験アリの方が倍増するそうです。

 

本を3冊買って

体験させるだけで

 

「先生!!!体が軽くなりました!!!

ありがとうございます!!!!」と

大感謝されたそうです。

 

他にも絶賛する人続出で

「また講座やってください!!」とアツい要望があったそうですが、

さすがに本を3冊買っただけとは言えず

お断りしたそうです。

(笑)

 

この話で

料理の講座はまさにそうだなぁと思いました。

 

料理を体験してもらい

ちょっとしたポイントや注意点を伝えるだけで

講師業が成り立ちます。

 

 

もちろんプラスαの情報は喜ばれます。

 

今までのあなたの体験から来る

経験談は特に貴重です。

 

教えていくことでさらに自分自身も

学んでいきます。

 

パンやお菓子作りだけでなく

今は味噌づくりでも

発酵食品づくりでもいいです。

 

和食、洋食、中華だけでなく

私もピロシキ作り講座、

なぜがロシア料理も教えて欲しい!と頼まれたこともあります。

 

どんな国でも

気になる人はいます(笑)。

 

 

専門性があった方が選ばれます。

 

そして自宅でも開講できるし

お店という場所もあります。

 

 

自治体の担当者の方に提案して

公民館講座としても開催させてもらうこともできます。

 

 

まずは「決めること」。

 

そして

友人など、小さなところから「教える」を始めてみること。

 

この小さなステップが

やがて大きなことが出来るようになります。

 

始めるのに遅いということもありません。

 

 

何歳になっても

人は教えてもらいたいものです。

 

子どもがもう少し大きくなってから、

というのもわかりますが

 

すぐに大きくなっちゃうし

いずれ自分の元から離れてしまうので

自分の世界を作っておいた方が

あとあと寂しくなりません。

 

あなたの一歩を応援しています。