飲食店嫁のサードプレイスを作っています。

 

今年で結婚して25年。

山あり谷ありと言えば

山は少しでまぁ、谷が続きました(苦笑)。

 

飲食業ではなくても

世のお嫁さんに世代による悩みはつきものだと思います。

 

「離婚したい!!」

そう思ったこと、ありませんか?

 

私もありました。

 

今から10年くらい前、

夫婦関係最悪の時、

周りにもそんな人が多かった気がします。

 

ギリギリの線で離婚はせずに

暮らしているという人も多いでしょう。

 

 

うちは「離婚」という選択肢は取りませんでした。

 

不満はお互いいっぱいだけど

子どものために別れることはできないと考えていました。

 

 

今思えば若かったんだなぁとも思います。

 

 

今、更年期がひどいのも

これもあると思います。

 

「夫源病」。

 

 

これは故石蔵医師が発見し、

本にもなりました。

 

「夫源病(ふげんびょう)」とは、
読んで字のごとく、夫が源(原因)の病気です。
夫の無神経で鈍感な言動が強いストレスとなり、
妻の心身にめまい、動悸、頭痛、不眠……といった
更年期障害のような症状が出てしまう病気のことです。
これは、更年期の女性だけに起こる問題ではありません。
30~40代の若い世代や、60代の女性にも多く見られます。
つまり、夫を持つ妻は誰しも、夫源病にかかる可能性があるのです。

 

「妻の病気の9割は夫がつくる」より引用

 

実は今「夫源病」というのを知ったのでした(笑)。

 

どうやら更年期障害の症状の大きさは

これによるものも大きいそうです。

 

 

ちなみに私の父(母の旦那さん)は私が8歳の時に亡くなったので

母はずっと旦那さんとのトラブルはなく

今までシングルマザーとして生きてきました。

 

私も弟も独立しても好きなことをやって生きてきて、

更年期一切無し!

うらやましい!!

 

夫婦間の問題はそれぞれなので

どうこう言える立場でもないのですが、

 

 

当時周りに夫婦仲がよろしくない人が周りに多かったので

悩むわけでもなく

ただ、事実を認識しあっているだけでしたが、

 

理解してくれる人がいるだけで

救われました。

 

 

どうしたいとか、なく、

すでに思考停止。

 

 

そんな人も多いと思います。

 

 

この「夫源病」を知っていて

この本を読んでいたら、もっとよかったかな?と今思います。

 

 

とにかく、10年くらい前に

当時、仕事でお付き合いのあった方に

この永六輔さんの言葉を教えてもらいました。

 

十代の夫婦はセックスで夫婦です。
二十代になると愛で結ばれる夫婦。
三十代になると努力して夫婦。
四十代になると我慢の夫婦。
五十代になるとあきらめの夫婦。
六十代になるとお互い感謝しあう夫婦。
やっと夫婦です。

 

まさにその時私も知人も40代。

 

「今、我慢の時????

 

めっちゃ我慢してるけど、50代になったら

『あきらめ』になるのかな??」

 

 

笑いながら会うたびに励まし合っていました。

 

 

でも、この言葉は本当でした。

 

 

主人は60代、

私50代。

 

 

あきらめの50代と

感謝の60代を足して2で割っているということ(笑)。

 

 

そうすると、

まぁ、感謝ですね。

 

 

何より、子どもたちが私達を追い抜いて

立派に成長したことが感謝だし、

 

今の旦那さんがいるから

今の子どもたちがいる。

 

あの時、永六輔さんの言葉が

当時の先の見えない状況から灯りをともしてくれて

 

前に進めていけたのだと

思います。

 

 

 

他にも永六輔さんの言葉は

とても響きます。

 

 

もう亡くなられてずいぶん経ちますが

その教えは今も変わらず

生きていくうえで指針となり

応援してもらっているものであると感じます。

 

 

『他人の目が気にならなくなったら、人間一人前です。
他人がどう思っても、それは自分と関係がないと自信を持つべきです。』

 

『愛することの反対は憎み合うことではありません。
無関心になることです。』

 

確かに!!!!!!!!!!!!!

 

『生きているということは『神様が決めた』こと。
生きていくということは『自分が決めた』こと。』

 

自分が決めた『生きていく』ということを

どうせ生きるなら

充実して、周りを良くしていき

人からも感謝される生き方をしていきたいですね。

 

 

結婚して25年経って

やっとそう思えるようになりました^^。