ひな祭りも祝いたい
夜8時ぐらいに電話が鳴った。
この時間の電話は嫌い。
たいてい、姑からの電話だから。
今日も案の定そのとおり。
「元気?もうすぐお雛様だわね~。
御祝いしたいから二人で、週末そちらに泊まりに行こうと思うんだけど、
予定はどう?」
専業主婦の私に予定などない。
「3月は忙しいんで」と言えるわけもなく、
「夫の予定聞いてまた連絡します」とだけ伝えた。
おい~、また来るのかよ~。
毎月来てるんちゃうの~。
孫にべったりは勘弁して~。
他に自分たちの趣味見つけろよ~。
私が嫌がってるってわからんのか?
そんなに孫がかわいいんだったら、あげる。
面倒見てくれていいよ。って思うぐらい憂鬱。
我が家は狭いので、
二人がくると、私たちの寝室(和室)を貸す事になる。
私たちはリビングで寝る生活。
これが結構苦痛。
しかも、姑は寝つきが悪いので、夜中にこそこそ起きてくる。
気になって練ることができない。
夫は、両親が来たら、必ず昼寝する。
だからまた、私は二人の相手をしなければならない。
二人の話題はいつも、孫のこと。
教育のこととか、しつけのこととか、
うるさくってたまらない。
もしくは、もう、じいさん、ばあさんだから、
先がない。
寝たきりになって迷惑かけるより、
早く死にたい
という話ばかり。
私になんと言えと?
「そうですね」って言って欲しいの?
もっと違う、明るい話題ないんか?
もっと自分の趣味もてよ。
子供も孫も別の人生を歩んでいく。
自分たちの人生を大切に、そして楽しめよ。
といつもそう思う。
あかん、ものすごく憂鬱になってきた。
たぶん、この週末、夫は休みなはず。
また気の重い週末になりそうだ。
病気になった
なんと、また姑が我が家に泊まりに来た!
正月にあんなに一緒にいたのに。
あれから、もう1ヶ月もたったのね~
だとぉ?
「もう」じゃない、
「もう」じゃない、
「まだ1ヶ月しかたってない!」
そんなこと、言えるわけもなく、
テンション低めにお迎えした。
でも確かに体調がその日からおかしかったのだ。
食欲がほとんどなく、
食べると気持ち悪い。
胃は丈夫なほうなんだけどなあ・・・。
夫には体調が悪いことを伝えていたから、
気遣ってくれるかと思いきや、
まったく関係なかった。
姑が到着したとたん、夫は部屋にこもってお休みタイム。
おまけに、娘までお昼寝タイム。
私しか、相手する人いない~。
と、内心半泣き、
仕方がないから、いろいろお話を聞いていた。
すると、
「こんなのつくったの。どう?」と取り出したのが、
新聞紙で作ったコサージュ
上手に作る人は色をつけたりして
新聞紙にはまったく見えないようにしているんだけれど、
姑の作品は、どうみても「新聞紙」
一応、英字新聞だったけど、新聞には変わらない。
私の胸元にそのコサージュを当てて、
「ステキでしょ~。ちょっとお出かけにちょうどいいのよ」
耳を疑った。
「あの~、お出かけに新聞紙はちょっとどうかと・・・」
と言えるはずもなく、
「ほんと、素敵ですね。おかあさんって器用。すごいです。」と誉めてみた。
「そんなことないのよ。簡単だから一緒に作ってみる?
材料持ってきたから。」と姑。
げっ、持ってきたのかよ。
作りたくねー。できてもつかえね~。と心で叫びながら
「え~、私無理ですよ」とやんわり断ってみた。
が、効果なし。
結局、一緒に作らされる羽目に・・・とほほ。
私、体調悪いんですけど、気づけよ~。
だんだん、気持ち悪くなってきた。
もういやだ。
楽しくない。
しんどい。
開放されたい。
そんな思いも結局、姑には届かず、
新聞紙のコサージュ完成。
ん~、やっぱり新聞紙だ。
でもやっぱり限界。
とうとう、気持ちが悪いこと。
流行の胃腸風邪かもしれないことを伝えた。
そうして、私は無事開放♪
お部屋で横になることができた。
しかも娘にもうつっちゃいけないということで、
リビングで、姑と娘と夫が寝てくれた。
あ~よかった。
また姑と一緒に川の字で寝ないとダメかと
びくびくしていましたから。
翌日も私は部屋でゆっくり寝ていました。
ご飯も全部、姑が作ってくれ、そして帰っていきました。
「おかあさんが来てくれて良かったです。
せっかく来てくれたのに、何のお構いもできずにすみません」
と一応謝りつつ。
無事さようならをしました。
帰った後、夫が一言
「ほんとうに、うちの母親が苦手なんだね」
一応否定したものの。
やっぱりそうかもしれない・・・。
かわいそうに、こんな音楽聴かされて。
私は矢井田瞳が大好き。
車にもヤイコのCDが入っている。
実家にたまたま帰るときが、ちょうど、NEWアルバム発売日で、
購入してご機嫌で聞いていたのだ。
私も娘もヤイコを聞いて、ご機嫌♪なまま、実家に到着。
今回は何もありませんように、と思っていたのだが、
私たちの車で、お墓参りに行くことになった。
エンジンをかけるともちろん、ヤイコの歌声が流れてきた。
わーい、わーい、ヤイコって思っていたら、
舅が一言
「かわいそうに、こんな音楽聴かされて」
なんでやねん。
人の好みにいちいち干渉すんな~と思わず叫びたくなった。
けれど、言えません、
言えません、
言えません、でした。
鼻、低く て、悪かったねえ~!
義母・義父が私たちの家に泊まりにきたときのこと。
うちの娘は、ようやく1人で立てるようになったころでした。
すぐにあっちでポテッ、こっちでゴツンとしていました。
みんなで遊んでいると、娘は、そのときたまたま、正面からこけてしまいました。
義父「低い鼻が余計に低くなるで~。ハハハッ」
な・なんやて~。
娘は、誰が見ても私に似てるって言うぐらい、私にそっくり。
わ、わるぅございましたね。
どうせ、どうせ、あんたらと違って、私たちは鼻が低うございます。
私の悪いところが似てしまって、すんまへんな~!
そうなんです、夫の家族はみーんな鼻が高い。
唯一、家族で一番、鼻が低いといわれている、義妹でも、わたしからみると、
めちゃくちゃ鼻が高いんです。
それに引き換え、私の実家では、私がまだ鼻が高いほうなんですから、驚きです。
きっと夫の家族から見ると、私たちの実家は、鼻がない家族に見えることでしょう。
しかし、女の子に言う言葉ちゃいまっせ。
そんなこというから、義妹は、世間一般的に言うと鼻は高いのに、鼻が低いというコンプレックスをもってんねんでっ!
しかし、義妹のそれを聞くたび、あんたが鼻が低かったら、わては、鼻がないやんけっと心で1人つっこみしております(トホホ)。
川の字事件
あれは、今年のお正月のこと。
いつものように、夫の実家へ親子3人で仲良く帰っていきました。
義母は、本当に楽しみにしていて、。
さまざまなご馳走を用意してくれていたのでした。
私も、いっしょにおせち料理の準備をしたり、お掃除のお手伝いをしたり、娘の成長を互いに喜んだりと
なかなか、いい感じ。
義母もいい人だなあ~なんて思ってみたり。
でも、それが・・・。
夫は娘をお風呂に入れたあと、いつものようにリビングのソファーで横になりながら、テレビを見ていました。
義母「ハナコさん、先にお風呂入ったら?孫は私が寝かしつけておくから」
私「は~い。ではお言葉に甘えて、お先に入らせてもらいます。」
大のお風呂好きな私は、久々にゆっくりとお風呂に入れるので、るんるん♪
生後4ヶ月の娘がいては、ろくにお風呂なんて入ってはいられませんから。
そして、気持ちよ~くお風呂からでてくると・・・
夫はテレビを見ながら、リビングのソファーで寝てしまっていました。
義母「孫はもう寝たわよ。息子も、もうこのまま、ここで寝かせておくわね」
といいながら、夫に毛布をかけていました。
私「どうぞ、お義母さんも、お風呂に入ってください」
義母「そうするわね~」
私はそのまま、娘が寝ている部屋へ行き、隣で横になりました。
あー、今日も1日楽しかった。
今年の初夢は、どんんあんかなあっ、なんて考えていたとき
お風呂から上がった義母が、私たちの寝ている部屋に入ってきました。
何の用だろう?と思い、起き上がると・・・。
義母「息子も向こうで寝てるし、私ここで寝るわ~」
私「・・・は・・い」
(な、なに~、えっなんで?えっ、めっちゃ嫌やねんけど・・・)
義母「いいわよね~」
私「ええ、どうぞ」
(うわっ、私どうぞとか言ってる。んなわけないやんけ。夜ぐらいゆっくり寝たいんじゃ~。誰か助けて~!)
娘「おぎゃー!おぎゃー!おぎゃー!」
私(うわっ、起きよった~。げっ、おっばいか~。義母そこにおるから嫌やねんけど・・・)
義母「おっぱいほしいのかしら~」
私「そうですね~」
といいつつ、抱っこするが、布団に寝かしつけると、すぐ泣く始末。
とうとう、添い乳をするはめに・・・。
(トホホ、何で義母の前で、添い乳せなあかんねん・・・)
しかも、その間中、ずっと義母の視線が・・・。
「じろじろ、見んといてっ!あんたは気にしなくても、こっちはいやなんじゃ~。」
と言えるわけもなく、いっしょに、3人仲良く(!?)川の字になって、寝たわけです。
もちろんゆっくり寝付けるはずもなく、
目を開けると、そこには義母の寝顔が・・・。
ひょえ~こわ、こわすぎる・・・。
ひょっとしてこれは何かの間違え?と思いながら何度も目を開けて見ても、義母の顔がそこにある・・・!
あかん、夢じゃない、現実や~(トホホ)。
夫よ~、なんであんたは、1人でのんきにリビングなんかで寝てるんじゃー!
と、恨めしく思いつつ、今日だけ、今日だけだからと自分に言い聞かせて、眠りについたのでした。
しかし、世の中そんな甘いものではありまへん。
翌日も、義母は私たちの隣に寝に来たのです。
義母「どうせ、また息子はリビングで寝るし、私の布団こっちにひいておくわ~」
と満面の笑みで、布団を敷いていました。
心の叫び(あ、悪魔~~!)
まさか、この悪夢が二晩も続くとは思ってもいませんでした。
二日目は、相当なストレスで、気がおかしくなりそうでした。
自由をこよなく愛する私にとって、24時間、いや48時間、ずっと義母といっしょにいるのは相当なストレスなんです~。
この出来事は、私のトラウマになってしまいました。
夫の実家へ帰るたび、かなり憂鬱。
このとき以来、なんとしてでも夫を布団に寝かせようと必死な私です。
