木村拓哉氏は身長が176cmらしい。

 

が、過去の様々な共演者を引っ張り出され、

あのタレントは○○cmなのにそれより全然低いじゃんハゲ、無教養、チビと叩きのめされ、

最終的に「本当の身長は163cm」といかつい結論を出されている。

あんなイケメンでも袋叩きなんである。

 

YouTuber乃万哲一さんは169cmを自称している。

 

これに対し、これまでに共演したはいじぃ氏の身長は163cm。

おまめサンシロー氏は166cm。

おるたなチャンネルのないとう氏は178cm。

コーヒーを淹れてくれたカズマックス氏は163cm。

ハイサイ探偵団のひっちゃん氏は164cm。

 

これらを見比べ、「テツ169cm」がすんなり喉を通る人はいない。

 

 

乃万さんは嫁から「ちんちくりん」と呼ばれているわけだが、

まず、169cmの男をちんちくりんといじる人は男女共にいないと思う。

 

どの動画を見ても、乃万さんは169cm、

つまり170cm弱の印象は残念ながらない。

 

仮に乃万さんがどこかで犯罪をやらかして逃走したとして、

「170cm前後の角刈りの男が…」と証言する目撃者はいないはずだ。

 

160cmを基準に身長の記憶を辿り、「160…」と端数を思い出そうとする目撃者が大半だと思う。

 

 

テツの本当の身長なんて実際どうでもいいのだが、

あれで169cmを自称しているのはさすがに面白すぎる。

 

163、164、165、166、167、168…と、

いけるところまでいったろう精神で指を折り進め、

最終的に169を叩き出したのかと思うと。

そして、人と動画を撮る度、「まともに並んだら身長が…」と後ろへ下がったり、前に出たり、体を屈めたり、

常に身長を意識して動画を撮ってきたのかと思うとクツクツと煮えてくるように笑えるのである。

 

170の大台に乗せたら、

なわけねーだろハゲ、バカ、糞と膵臓が萎むまでぶちのめされることがテツにも安易に予想出来たのだろう。

だから170には手を出さなかった。

なかなか賢い。

 

 

本当に169cmの男は大抵170cmを自称するので、

169cmを自称する男はちょっと誠実な感じすらする。

 

それに、169は170弱とも言い換えられる数字で、

「チビ」で括られにくい数字だ。

 

実にちょうどいい数字を選び出したと思う。

 

 

身長詐称をする男は大量にいる。

 

男には170と180の二枚の壁があり、

この二枚の壁にプレッシャーや憧れを抱き、

小さな嘘で自尊心を保ったり女性に好かれようと頑張っている奴が大量にいるんである。

 

女性は身長詐称したとて1〜2cmでしかないらしいが、

男は平気で5〜7cmいく。

 

何故そんな図々しいことが出来るのかというと、

靴底の厚みを計算に入れているからだ。

 

素足での身長も2cmくらいなら誤魔化せるだろうと身長詐称者は安易に考える。

 

スニーカーの靴底は2cmくらいある。

中敷き噛ましたら3cm。

革靴ならヒールが3〜4cmくらい。

中敷き噛ましたら5cm。

 

こんな乱暴な計算で、図々しいやつは堂々と5〜7cmの詐称をする。

 

几帳面な男ほどこういった図太い詐称をしている傾向にある。

数字に拘るからだ。

 

が、人々は他人の身長なんぞ四捨五入の大雑把でしか眺めていない。

もっと言うと、パッと見にチビか普通か高身長の3つでしか相手の身長をジャッジしていない。

 

腕の長さやこれまでの経験値に沿って、

感覚という正しい物差しで本来の身長をざっくり、しっかり捉えている。

「厚めの中敷き噛ましてるし」なんつーみみっちい計算なんぞ考慮してくれないんである。

 

その現実をガチの身長詐称者は解っていない。

 

 

男の身長の違和感は女性の方が多く感じているに違いない。

 

マッチングアプリのプロフィールに載せている身長と、

やってきた男の実際の数字と言い訳を徹底的に調べ上げる女YouTuberが出たら跳ねると思う。