謎が深まる!台湾料理屋さん巡り★今回の当たりは≪海老の水餃子≫~!
というYOUTUBER乃万さんの最新動画を観た。
町の台湾料理屋の定食と単品の水餃子を堪能しなすっている。
この店は最近味が辛めになったらしい。
中華系の町の料理屋の味がコロコロ変わるのは茶飯事なのだが、てっくんにとっては解けない謎なんだそうな。
辛い物が不得意な乃万家。
「辛かったらみんなで中華料理みたいにシェアしない?」
「そうだね、回転テーブル的に」
入店前にこんな謎の会話を交わす乃万夫婦なのだが、
「一人じゃ完食出来ないキツいもの→シェア」
美味いもの程共有したい発想の皆無っぷりが乃万家らしい。
そんなわけで乃万家はとにかく料理をシェアしない。
2018年の香港旅行の際に入ったホテル裏の店でも、
4人全員が自分の注文した飲茶を黙々と平らげていた。
「一口ちょうだい」を嫌う人の理屈は理解出来るのだが、
飲茶すらシェアしない人って解らない。
広東語メニューを読解出来ないまま頼んだ謎の4種類の飲茶よ?
IN香港よ?
いかにも食に貪欲になれるこの条件で、ひたすら各々の注文した飲茶だけを食らう乃万家。
乃万家が料理をシェアしないのは、日頃から十分なコミュニケーションが取れていないからだと思う。
「回転テーブルじゃないとシェア出来ない」
というまさかのチンパンオチの可能性も乃万家なら無くはないが、十中八九、関係性の希薄さだろう。
私自身、飲茶なら初対面だろうとシェアするが、
さすがに今回の動画のような定食系のおかずのシェアは親しくなければ積極的に提案出来ない。
相手がどんな人か分からないから。
食べたくて注文したんだから一人前分ちゃんと食べたいって人もいるからね。
でも乃万家は家族だ。
しかも、仲良し家族なんだそうだ。
回し食いする習慣も人一倍ある。
食い物に貪欲な事も周知の事実だ。
なのに何故かシェアはしない。
食いきれない大盛り料理の残りを最後の方で分ける事はする。
「箸を付ける前の清潔な状態で料理を分けよう」という発想を乃万夫婦が持っていない事は過去動画をさらえば分かる。
食事って関係性や異常性が浮き彫りになる風景だ。
そんなわけで、乃万家の面白さは食事シーンに集約されていると思う。
今回の動画内で頼んだ結構な数の水餃子も、一枚のタレの小皿を4人で共用していた。
餃子を数えたら12個あった。
紀江が8食って、次男2、てっくんと長男が1、1で分けたにせよ、
4人が一枚のタレ皿で12個の餃子を食う事に驚く。
4つの餃子を4人で食うのに一枚のタレ皿で済ませるのはアリだと思うんだ。仲が良ければ。
たった一個の為にタレを各々用意するめんどくささと店への気遣いが相まったらそうなる事もあるだろう。
でも、4人で12個の餃子を一枚のタレ皿で凌ぐのって獣だ。
野蛮。
乃万家の「取り皿出さない問題」は昔からあった。
サラダだろうと秋刀魚だろうと、大皿ドカン方式で、断固として取り皿を出さない。
刺身の醤油皿が二人で一枚な事もあった。
洗い物を少しでも減らしたいからなんだと私は思っていた。
が、今回は外食だ。
洗い物を減らしたいが故の妥協ではなく、そもそもそういった感覚ならばもっと凄いぞ乃万家。