▼第6試合 第5試合 立花誠吾復帰戦!シングルマッチ30分1本勝負
⭕立花誠吾 vs ❌黒潮“イケメン”二郎
かつては当たり前だった光景。しかし、イケメンにとっても観客にとっても後楽園ホールファイナル。
入場パフォーマンスの道に終わりなし。
場外へ出たがるイケメンとそれを懸命に阻止せんとする神林レフェリーの闘いは隠れた名物だった。
ふざけているのかと思いきや立花が入場するなりこの表情。
立花に投げられた紙テープを
「お返ししまーす」
と客席に投げつけようとするイケメン。
やっぱり基本ふざけている。
握手のフリして…
さらにはイケメン得意のパフォーマンスを…
補助してやり伝授?
さらに先程はしなかった握手。
心理戦のつもりがあるかは不明だが、すっかりイケメンワールドに相手は知らず知らずのうちに引き込まれている。
ジャケットマッチなんてのも見てみたかった。
ロープワーク中に何でこっち見て笑ってんのさw
立花の"あぁ〜ん"は高確率で顔にロープがかかる。
目線っぽくて、らしいと言えばらしいが。決めポーズでいつも表情が見えるのが理想だが、今のままでは難しいだろう。
先日、遂に完結した7番勝負で盗んだにしてはふざけた掌打を繰り出すイケメン。
先輩として厳しさを伝えるイケメン。
おじさんはエプロンがリングで一番固いと聞かされて育った世代。
酷い!
酷いことして何でもない顔をするのは師匠のうちの一人を彷彿とさせる。
この日も美しくかったショルダースルー受け。
真●式のフィスト連打からのあぁ〜んにイケメンもたじろぐ。
シルバーロックで追い詰めるが決めきれず。
ならばと掟破りのイケメン落とし。
しかし己の得意技の返し方は己が一番知っている。サブミッションで立花に反撃。
そして大晦日は出なかったのでイケメンサルト(ムーンサルトプレス)はこれで見納めでした。
それを返した立花が再びイケメン落としへ。
技に入る前の"ガシッ"と極める感じがカッコイイ。
3カウント奪取に本人もこの表情。
イケメンに謝意を伝える立花(文字起こしする時間がないので割愛)
両者の格を考えればイケメンの勝ちが順当。当然そうなると思っていたので立花が勝った時は驚いた。裏を返せばイケメンも"そういう事"が出来るようになったんだなとしみじみ。イケメン自主興行(7月と12月共)からずっと負けるところばかり見せられてきたが、そこで価値が落ちるかと言えば良いのか悪いのかわからないが、そんな事はない。数年前からWRESTLE-1での頂点へ至るのを楽しみにしていたが、リザルトに関わったりGPに参戦しても、勝敗は度外視のW-1内でも異分子になっていたのかなと今にして思う。W-1のキャパシティの問題なのか、イケメンの深層心理がそう見せていたのかはわからないが。アメリカでも最初は楽しいプロレスかもしれないが、いつかはあんなベルトやこんなベルトを巻く日が来ればなと長いスパンで楽しみにしたい。
大阪大会を残しているものの、イケメンの恩返しはこれにてほぼ終了。この試合から立花が何を思い、行動し、実現していくのか?期待している。